みえ国際協力大使 太田 聖さん からの活動報告
赴任国:フィリピン 職種:小学校教育 2016年7月派遣
はじめに
わたしは、去年の7月からフィリピンのタナウアンという町の小学校で先生をしています。この国で、図工や音楽、体育の好きな子どもたちを増やすために、授業をしたり、先生たちにアドバイスをしたりしています。みなさんに、フィリピンの生活のようすや学校のことを紹介したいと思います。☆★ フィリピン共和国について ★☆
日本から飛行機で約5時間。広さは日本のほうが広く、299,404 k㎡、7109の島からできています。わたしが住んでいる島はレイテ島です。フィリピンには、約1億98万人が住んでいますが、海外で働いている人がとても多いです。島がたくさんあるので、言葉もとても多いです。フィリピンのどこでも通じる言葉は英語とタガログ語です。レイテ島はワライ語とビサヤ語の二つが使われています。タナウアンではワライ語が話されています。聞くと、スペイン語のようなアクセントとイントネーションです。
フィリピンには雨季(6月から3月)と乾季(4・5月)があり、毎日暑いです。暑い国なので、一年中、バナナやマンゴー、パパイヤなどたくさんの果物が食べられます。日本のみかんも売っています。
バナナはどこにでもなってます。 ジャックフルーツというくだもの
☆★タナウアン第一中央小学校について★☆
毎日、この小学校で子どもたちと一緒に過ごしています。タナウアン町の中では一番、大きい学校です。幼稚園から小学校6年生までが通っています。幼稚園は2学級、1年から6年までは4学級ずつあります。1学級に45人くらいの子どもたちがいるので、教室の中はぎゅうぎゅうですが、子どもたちは楽しく勉強しています。学校は、朝7時30分から始まります。毎日、校庭に集合しフィリピン国歌など3曲歌い、その後、ズンバというダンスを踊ります。フィリピンの人たちは、大人も子どもも歌を歌うのも踊るのも大好きです。
そして、お昼まで授業があり、途中、ミリエンダというおやつ時間があります。給食はないので、お昼はお家に帰る子どもや、お弁当を持ってきている子どももいます。ただ、栄養が足らない子どもにはフィーディングとよばれる食事を無料で提供しています。お昼から5時まで授業があります。
☆★フィリピンの乗り物について★☆
フィリピンには日本にはない乗り物があります。バスのようなジプニー、バイクタクシーのようなトライシクル、そして自転車タクシーのようなペディカブです。今回はここまで。 また次回、報告します。