支援物資活用状況報告(馬場理栄さん、2017年6月報告)
10代~20代の男女の洋服、折り紙、書道用の半紙と墨
支援物資要請の背景
キルギス共和国で異文化共生プログラムの一環として、日本文化の紹介イベントを開催する際に活用させて頂くためお願いしました。
支援物資の活用状況
この度、私の任地のキルギス共和国、ナリン市に支援物資を送っていただき、誠にありがとうございます。
物資については、私が活動している子供教育センターの日本語クラスの授業、または近隣の小学校で行った日本文化の出張授業、2月に配属先で開催した「日本の日」という日本を紹介するイベントにて使用させて頂き、多くの子供達に日本文化を広め、日本文化を体験して頂くことが出来ました。
(日本文化の出張授業で折り紙を紹介しました) |
(近隣の小学校で書道を教えたときの様子)
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子供達は日本文化に強い関心をもってくれ、書道を通じて「もっと漢字を覚えたい」という子や、日本の洋服を見てキルギスと日本の共通点や違いに気付く子、折り紙に夢中になる子など、子供達が「もっともっと、日本について知りたい!」と言ってくれたことに、私だけでなく現地のスタッフもとても喜んでいます。
(提供していただいた洋服を着て子供教育センターに通う生徒)
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(子供教育センターのイベントの様子 (司会の生徒は提供していただいた服を着ています)) |
(子供教育センターで千羽鶴を折る様子)
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また、配属先の生徒から、折り紙について詳しく知りたいという要望があり、千羽鶴の由来について教えたところ、佐々木禎子さんの一生についてのキルギス語と日本語のパネルを共同で作ることになりました。
完成したパネルは、「日本の日」のイベントにて展示し、参加者の皆さまと共に折り紙で鶴を折り、千羽鶴を作成しました。この千羽鶴には、「日本とキルギスの友好関係がさらに深まること」と「世界平和」への願いが込められました。 |
(佐々木禎子さんの一生についてのパネル(右日本語、左キルギス語))
皆さまが送って頂いた支援物資により、このような多くの学びを子供達と共有することができ、とても感謝しています。本当にありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。