ブラジル・フェスティバルドジャポン2015における三重県PR事業
日本ブラジル外交関係樹立120年にあたる2015年(平成27年)、三重県から担当者及び県内NPO関係者等が7月22日から27日までブラジルを訪問し、サンパウロ市内で開催された「第18回フェスティバルドジャポン2015」への出展や関係者との面談等を通じて、観光や食をはじめとする三重県の魅力を発信するとともに、サンパウロ州との交流の一層の推進を図りました。
「第18回フェスティバルドジャポン2015」における三重県PR
1.ブラジル・フェスティバルドジャポン
フェスティバルドジャポンは、ブラジル・サンパウロ市で実施され、海外における世界最大級の日本文化祭りと言われる日本文化イベントです。第18回となる2015年には、ブラジルと日本の外交関係樹立120年を記念して開催され、期間中、15万人以上の方々が来場されました。
・会場:サンパウロ・エキスポ・エキシビション& コンベンションセンター
・期間:2015年7月24日(金)~26日(日)
・主催:ブラジル日本都道府県人会連合会
2. 三重県PRの概要
三重県から訪伯した県担当者、県内NPO法人及び忍者公演グループが、ブラジル三重県人会の協力を得ながら、「第18回フェスティバルドジャポン」に出展し、会場内ステージで忍者パフォーマンスを行うとともに、ブースにおいて観光パンフレットの配布や県産品の試飲・試食の提供等を通じて、平成28年5月に三重県で開催される伊勢志摩サミット、観光や食といった三重県の魅力について広くPRを行いました。
3.具体的な実施内容
(1)忍者ステージパフォーマンス
今回訪伯した忍者公演グループ(伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」)が、7月25日及び26日の各日2回計4回、会場内の特設ステージ等で公演を行い、多くの来場者の方に忍者パフォーマンスを披露しました。この公演については、現地の有力TVや邦字紙から取材があり、それぞれの媒体で取り上げていただきました。
また、公演前後に、三重県ブースで忍者との写真撮影会を実施したところ、家族連れ等多くの来場者が列を作ってブースに並ぶ等、好評を博しました。
(2)三重県ブースでのPR内容
三重県として、初めて「フェスティバルドジャポン」に単独ブース出展を行いました。ブースにおいては、観光ポスター、パンフレット及びPR用幟(ノボリ)を設置するとともに、ブースに設置したTVモニターにより、知事メッセージやPR映像等を放映しました。
また、県内NPO法人(NPO法人ハートピア三重)の協力を得ながら、万古焼、日本酒、伊勢茶等、多数の県産品を展示するとともに、一部商品の試飲・試食を行いました。
ブースでは、三重県へ留学経験がある現地大学生他がスタッフとして、浴衣と草履姿で来場者に対応し、来場者の関心を引いていました。また、県産品の試飲・試食については、来場者からその味や品質に高い評価をいただきました。
サンパウロ市内関係者訪問
7月23日、27日には、ブラジル三重県人会の関係者とともに、サンパウロ州政府、ブラジル日本商工会議所、在サンパウロ日本総領事館及び現地旅行会社・現地メディア等の現地関係者を訪問し、サンパウロ州における人的ネットワークを強化・拡大すると共に、一層の交流促進を図りました。