三重県知事・三重県議会議長のブラジル訪問の概要(8月18日)
1 三重県出身者農園訪問
(1)日時
平成25年8月18日(日曜日)9時から14時まで
(2)場所
サンパウロ州コチア市 杓田(しゃくだ)農園
(3)参加者
・鈴木英敬 三重県知事、山本勝 三重県議会議長、佐久間裕之 経済団団長等、三重県側 計53名(行政団、 経 済団、民間団)
・杓田正(しゃくだ ただし)氏、美代子夫人等杓田家関係者
・ コチア市長代理、ウィーソン・ミサオ・ヨシモト 現地化粧品会社社長、ネルソン前田ブラジル三重県人会会長等、ブラジル側 計10名
(4)概要
代表団は、サンパウロ州コチア市にある胡蝶蘭の栽培では南米一の規模を誇る杓田農園を訪問しました。DVDによる農場紹介を受けるとともに、胡蝶蘭培養研究室をはじめ農園を視察しました。
また、コチア市長代理はじめコチア市の企業誘致関係者と意見交換を行いました。
農園内の蘭栽培施設を視察する一行 杓田夫妻を囲んで
2 国外就労者情報援護センター理事会との会談
(1)日時
平成25年8月18日(日曜日)15時30分から16時30分まで
(2)場所
国外就労者情報援護センター(サンパウロ市内)
(3)参加者
鈴木英敬三重県知事、山本勝三重県議会議長、佐久間裕之経済団団長等、三重県側 計20名
二宮正人国外就労者情報援護センター理事長、大嶽達哉専務理事
(4)概要
代表団は、国外就労者情報援護センターを訪問し、日系人への就労のアドバイスなどを行っている同センターに寄せられる相談者の具体的な声を踏まえ、「多文化共生社会づくり」の取組について意見交換を行いました。
知事より、「三重県には国別で最多となる1万2千人を超えるブラジル人の方々が在住していることを踏まえ、生活全般にわたる問い合わせにポルトガル語で回答する相談窓口や弁護士などの専門的な相談会を実施している。また、外国語等で生活情報を提供するホームページ『三重県情報提供ホームページ』を開設し地域に根ざした情報を積極的に提供しているなど、三重県では、『親ブラジル県』として、ブラジル人の方々が生活しやすい多文化共生社会づくりを推進している。」など三重県の取組を紹介しました。
国外就労者情報援護センター二宮理事長より、ブラジルから日本への就労希望者への支援策(日本語研修、介護研修等)について紹介があり、日本からブラジルに帰国する子弟でポルトガル語の理解力が不十分な者への支援の必要性、日本への就労希望者及び日本滞在者における子弟教育の必要性等について議論が行われました。
センターの取組につき説明を行う二宮理事長
3 ブラジル日本移民史料館訪問
(1)日時
平成25年8月18日(日曜日)16時30分から18時まで
(2)場所
ブラジル日本移民史料館(サンパウロ市内)
(3)参加者
鈴木英敬三重県知事、山本勝三重県議会議長、佐久間裕之経済団団長等、三重県側 計48名
(4)概要
代表団は、ブラジル日本移民史料館を訪問し、二宮正人国外就労者情報援護センター理事長から日本移民の歴史や館内の展示施設について説明を受けました。
史料館内をバックに撮影