岩手県災害廃棄物の広域処理の実施に向けた関係機関打合せ会
平成24年9月3日(月)10:00~17:45
岩手県主催の関係機関打ち合わせ会議が開催され、これに三重県も出席し今後の広域処理の進め方等について協議を行いました。あわせて、久慈市の仮置場や破砕分別施設の状況等を視察しました。また、視察時には空間線量率の測定及び放射能濃度測定用に破砕分別後の試料を採取しました。
【会 議】
10:00~12:00 会議(岩手県久慈地区県合同庁舎)
・会議では、岩手県から各地域の担当者の紹介、当該地区広域処理の現状と要請状況の説明、被災地と受入側自治体とのスケジュールに関する意見交換が行われました。
会場の様子
【視 察】
12:25~12:50 視察(久慈市仮置場)
・久慈市平沢地区にある仮置場の分別状況及び管理状況を視察しました。今後、可燃物の広域処理を行うにあたっては、本施設の可燃物が委託される予定です。
・あわせて三重県が独自に空間線量率の測定を実施したところ、結果は0.052マイクロシーベルト/時、敷地境界は0.068マイクロシーベルト/時でした。
13:45~14:30 視察(久慈地区破砕選別施設)
・三重県の広域処理対象地区外
17:00~17:45 視察(久慈市の災害廃棄物破砕分別施設)
・久慈市が現在八幡平市へ可燃物を搬出するために破砕分別している施設を視察しました。今後、可燃物の広域処理を行うにあたっても、本施設で破砕分別された混合可燃物が委託される予定です。
・放射能濃度の測定のための試料採取(混合物)および空間線量率の測定を実施しました。空間線量率の測定結果は、0.040マイクロシーベルト/時、敷地境界0.030マイクロシーベルト/時でした。 なお、ここで放射能濃度測定用の試料を採取しています。
試料採取の様子