この体験学習は、入鹿中学校が進路学習の一環として実施しており、働くことの厳しさや喜びを知り、正しい勤労観や職業観を身につけることを目的としています。
１日目の午前中は、三重くまの森林組合の井上氏から林業の仕事内容について説明を受け、その後、植栽地において、鎌を用いて下刈り作業を体験しました。午後からは、間伐予定地において、輪尺や測桿ポールを用いてプロット調査を行いました。
２日目の午前中は、株式会社眞栄の森林において、社員の井上氏から間伐の重要性や選木方法について説明を受け、その後、チェンソー伐倒の現場を見学しました。午後からは、熊野農林事務所森林・林業室において、前日実施したプロット調査結果のデータ入力と分析を行いました。
参加した生徒からは、「これから、測量器具の使い方を勉強したい。林業の職場がイメージできたので将来の職業選択の参考にしたい。」などの意見がありました。
林業職場体験学習は、引き続き、次年度以降も実施する予定です。
