平成28年8月普及現地情報
紀宝町浅里地区 飛雪の滝百姓塾と岡谷鋼機株式会社による稲刈りが行われました。
8月20日(土)紀宝町浅里地区で、三重のふるさと応援カンパニー推進事業を活用して岡谷鋼機株式会社(愛知県)が行っているCSR活動の一環で、同社の社員と家族、飛雪の滝百姓塾、関係機関の20人が参加して稲刈りイベントが開催されました。
稲刈り作業を体験した水田は、4月22日に同社の新入社員が田植えを行ったところです。稲刈り作業はカマを用いての手刈りで行い、刈り取った稲はみんなで集めてコンバインに投入し、脱穀まで行いました。農家からは「ここまで育ててきた大事なお米です。落穂もちゃんと拾いましょう。」と説明があり、参加者はお米の大切さを実感できたようでした。炎天下での作業にもかかわらず、親子で協力して稲を刈ったり、若手とベテランが収穫作業を競い合ったりなど、終始和気あいあいと作業を進めることができ、無事に作業を終えることができました。浅里地区で収穫されたお米は「飛雪米」として、同社の社員食堂にも提供されます。
紀州地域農業改良普及センターでは、引き続き地域と企業のつながりを支援していきます。
カマで稲を刈りました | 皆でコンバインに投入 | 飛雪の滝百姓塾と 岡谷鋼機の方々 |
極早生うんしゅうの出荷前園地一斉調査が行われました。
8月29日と9月5日に、三重ブランドに認定されている「南紀みかん」のうち、販売のトップバッターとなる極早生うんしゅうについての出荷前園地一斉調査が約1,800筆を対象に行われました。JA三重南紀は、この結果から本年産の採果計画、販売計画を編成し、JA温州部会、生産販売協議会での協議を経て決定します。
果実の品質調査では、糖度は平年比1%髙、酸度と果肉色は平年並みでした。園地の調査では、果実のサイズは昨年より大きく順調に成熟しており、ほぼ例年通り採果をスタートできるとの予想となりました。
極早生うんしゅうは例年9月上旬に収穫が始まり、消費者の手に届くのは9月中旬ごろからとなります。
今後も南紀みかんの振興を関係機関と協働して行っていきます。
果実品質調査 | 園地巡回調査 |