現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 農業 >
  4. 農業改良普及センター >
  5. 紀州地域農業改良普及センター >
  6. 普及情報等 >
  7.  熊野農林事務所:2017年7月普及現地情報
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産事務所等  >
  3. 熊野農林事務所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成26年10月09日

平成29年7月普及現地情報

  1. アクティブファーマーズが経営に関する講習会を開催しました
  2. 中山間地農業ルネッサンス推進事業「大地の再生講座」を開催しました
  3. 平成29年産マルチ園地被覆確認

 アクティブファーマーズが経営に関する講習会を開催しました

 平成29年7月21日、紀州地区農村青少年クラブ「アクティブファーマーズ」の活動として、中小企業診断士で三重県6次産業化プランナーの高垣和郎氏を講師に招いて、「経営」に関する講習会を開催しました。
 会員は全員が柑橘生産者であることから、毎月柑橘生産技術に関する勉強会を開催していますが、今後の勉強会のテーマを決める際に、①規模拡大にあたり何に留意する必要があるか、②経営状況を見直し今後の見通しを立てるための参考になる話がききたいという声が上がりました。また、会員の中で、以前高垣氏に相談し自身の経営のためになった、との経緯が紹介されたことから、6次産業化と経営に関する講義、そして、個別相談をもとにした意見交換会を開催することになりました。
 講義では、規模拡大に必要な「販路拡大」を中心にお話しいただきました。会員は、当初緊張していた様子で講義を聞いていましたが、後半になると講義中にも質問をしていました。その中には笑いもあり、全体的に良い雰囲気で進行しました。
 講義後の意見交換会では、会員間で課題を共有し合うために、みんなで気軽に話し合いを行う中で、6次産業化プランナーとしてのアドバイスいただきながら、課題の検討が行われました。「アクティブファーマーズ」会員は、これからの農業の担い手として、生産技術に加えて、経営や販売などにも大いに関心があり、とても意欲的です。
 紀州普及センターでは今後も農村青少年クラブの活動を支援していきます。
 

講演の様子① 講演の様子②

 

 中山間地農業ルネッサンス推進事業「大地の再生講座」を開催しました

 平成29年度中山間地農業ルネッサンス推進事業の一環として、熊野市文化交流センターで、7月18日(火)~19日(水)に「大地の再生講座」を開催しました。
 造園技師で杜の学校代表の矢野智徳氏による基調講演が行われました。講演は、「大地の骨格を作る表層地質と、それが堆積して出来上がる土壌と地形をチェックすることで、その土地の水や空気の通り道である水脈環境を知ることが重要である。」というものでした。
 基調講演の後、農業者等による共同活動の活性化を通じて農業の収益力向上や農地の生産性向上を図るための研修会として、多面的機能支払交付金事業に関する説明会を行いました。説明会では、三重県土地改良事業団体連合会担当者から事業制度の説明や事業を実施する上での注意事項、他県の優良事例等が紹介されました。
 また、会場には熊野市、御浜町、紀宝町において多面的機能支払交付金事業に取り組む活動組織の活動事例をパネル展示し、活動組織間の情報交換を図りました。
 その後、株式会社金山パイロットファームの園地に移動し、引き続き矢野氏が講師となり、「大地の再生」の実地研修が行われました。参加者は溝掘りや点穴掘り等の実際の作業を通じて通気排水改良の具体的な手法を学びました。
 当講座には、多面的機能支払交付金事業実施中の13組織から約30名の参加があったほか、土地改良区、市町、県等関係団体からの参加も含めると、計約80名の参加者となりました。熊野農林事務所では、今後も多面的機能支払交付金事業に取り組む活動組織の皆様の情報交換の場となるような取組を推進していきたいと考えています。
 

基調講演の様子 実地研修の様子

 

平成29年産マルチ園地被覆確認

 平成29年7月11日、JA三重南紀温州部会やJA三重南紀と協働して、は極早生温州みかんのマルチ栽培園地巡回を行ないました。被覆が確認できた園地には確認済みの札を付けました。本年産では、マルチ園地被覆の登録申請が極早生・早生あわせて96.6haあり、うち新規は11.1haです(JA取扱分のみ)。
 その後、7月31日には早生温州みかんのマルチ被覆および摘果状況の確認が行われ、その結果をもとに、JAは8月上旬に講習会を開催して摘果作業のさらなる励行を呼びかけます。
 今後、9月上旬には極早生温州の出荷が始まり、本年産みかんのシーズンが本格的にスタートします。紀州地域農業改良普及センターでは、引き続き高品質果実生産にむけて、JAや温州部会と協働していきます。
 
マルチ被覆確認の札

本ページに関する問い合わせ先

三重県 熊野農林事務所 〒519-4393 
熊野市井戸町371(熊野庁舎4階)
電話番号:0597-89-6121 
ファクス番号:0597-89-6138 
メールアドレス:knorin@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000205067