近年、河川の流下能力を超えることに起因する大災害が頻発していることか
ら、国、県、市町の減災の取組を共有し、社会全体の水防災意識を確実なもの
にするため、このたび、第5回熊野圏域県管理河川水防災協議会を次のとおり
開催しました。
1 開催期間 令和2年7月3日(金)~8月3日(月)
2 委員
熊野市長
御浜町長
紀宝町長
気象庁津地方気象台長
国土交通省(オブザーバー)中部地方整備局河川部地域河川課長
三重県紀南地域活性化局長
三重県熊野建設事務所長
3 議題
1)熊野圏域県管理河川における水防災意識社会の再構築に向けた取組の
改定について
2)令和元年度取組実績及び令和2年度取組(案)について
【主な令和元年度取組実績】
①産田川(水位周知河川)の水害対応タイムラインを作成、運用開始
②井戸川、市木川、尾呂志川、広田川について想定最大規模降雨によ
る浸水想定区域図を作成
③土砂災害防止法に基づく基礎調査を完了
【主な令和2年度取組予定】
①神内川、井田川について想定最大規模降雨による浸水想定区域図を
作成
②産田川、井戸川、市木川、尾呂志川、広田川の洪水ハザードマップ
の作成に着手
③簡易型河川監視カメラの設置(産田川)
④土砂災害ハザードマップの作成に着手
4 その他
・新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本協議会は書面開催と
しました。
・書面により各委員と意見交換を行い、開催期間中に全委員より議題
の了承を頂くとともに、令和元年度の出水被害や対応状況・課題、
各機関の取組内容を確認しました。また、「近年激甚化する風水害
に備え、一層気を引き締めたい。」「防災の日常化に向けた啓発に
取り組みたい。」「洪水氾濫を未然に防ぐ堆積土砂撤去等の取り組
みの推進に期待する。」等の意見を頂きました。
資料配布 令和2年7月3日
意見集約 令和2年8月3日
(リンクpdfファイル)
【資料1】熊野圏域県管理河川水防災協議会規約
【資料2】熊野圏域県管理河川における水防災意識社会の再構築に向けた取組