◆一級水系新宮川水系西ノ谷通常砂防事業にかかる用地測量
を行っています。
用地課では、道路、河川、砂防施設などの建設に必要な土地を測量により確定
し、所有者(以下、地権者といいます。)の皆様からお譲りいただく業務などに
携わっています。
今回は、令和元年5月20日から現在も作業中である「一級水系新宮川水系西
ノ谷通常砂防事業にかかる用地測量業務」の様子を、業務の流れに沿ってご紹介
させていただきます。
【一級水系新宮川水系西ノ谷通常砂防事業箇所の全景】
① 用地境界立会のための事前打合せ
用地境界立会とは、地権者の皆様に、ご自分の土地の境界がどこにあるのかを
現場で立ち会いながら確認していただくものです。
用地境界立会を実施するにあたりましては、工事計画と照らし合わせ、測量が必
要な範囲及び立会をお願いさせていただく地権者の方々を特定するため、事前に
委託業者と打合せを行います。
(委託事業者との打合せの様子)
② 用地境界立会
用地境界立会当日は、天候に恵まれず、段々畑や山林、急斜面など、足元の
悪い中での立会ではありましたが、皆様のご協力により無事に立会を終えるこ
とができました。
誠にありがとうございました。
(用地境界立会前の事業説明の様子)
(用地境界立会の様子)
③ 用地測量
用地境界立会にてご確認いただいた境界につきましては、現地に杭を設置し、
測量機器を用いて、お譲りいただきたい土地の面積等を測量します。
(境界測量の様子)
今後は、測量の結果をもとに図面を作成し、地権者の皆さまに個別にご説明のう
え、工事で必要となる土地をお持ちの地権者の方には、用地買収へのご協力をお願
いさせていただく予定です。
これからも、自然災害から住民の皆さまの生命・財産を守るために、砂防施設を
整備し、安全な県土づくりの推進を図っていきます。
そのために必要な用地について、ご協力を賜りますようよろしくお願い致します。