お知らせ (平成28年度)
- 平成29年3月8日
一般国道169号土場バイパス道路改良(新土場トンネル(仮称))工事の着工に先立ち、平成29年3月7日(火)に安全祈願祭が執り行われました。
式典は、施工業者主催のもと、自治会、市町村、県など関係者が出席し、工事の安全と無事を祈願いたしました。
今後は、平成30年7月の完成を目指し、工事の進捗を図ってまいります。
<工事概要>
工事名 : 一般国道169号(土場バイパス)道路改良
(新土場トンネル(仮称))工事
工事箇所: 熊野市神川町土場地内
工事概要: トンネル延長405m、幅員5.5(全幅7.0)m
工期 : 平成28年12月21日~平成30年7月18日
施工業者: 日本土建・井本・宇城特定建設工事共同企業体
【刈初めの儀】 【発注者挨拶】
- 平成29年2月28日
熊野市では冬の寒さが和らぎ、スポーツ合宿を行っている選手の姿を見かけるようになりました。
合宿の主会場のひとつである熊野市山崎運動公園では、ピンクの花がきれいな「カワヅザクラ」が満開となっています。
高速の延伸により名古屋からでも約2時間50分と40分程度短縮された熊野路を訪れていただき、春の訪れを一足早く感じてください。
- 平成29年2月21日
2月15日(水)御浜町阿田和地区にて、特定非営利活動法人三重県木造住宅耐震促進協議会、御浜町と合同で木造住宅耐震に関する住宅団地訪問を行いました。
阿田和地区の住宅73軒を2班に分かれ個別訪問を行い、無料耐震診断の申し込みを10軒いただきました。訪問に際しては、寒い中対応頂きありがとうございました。
【団地訪問】
<木造住宅の無料耐震診断について>
三重県では、東海・東南海・南海地震等の大地震に備え、木造住宅の耐震化を促進するために、木造住宅の無料耐震診断を行っております。
昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で階数が3以下の建築物が支援制度の対象となりますが、木造住宅耐震診断支援制度を活用していただくことで、無料で建築物の現地調査、構造計算を行い、診断結果報告書とともに耐震性について耐震診断員から説明いたします。
- 平成29年2月14日
熊野建設事務所では、御浜町阿田和地区で急傾斜地崩壊防止工事を進めています。
建設業への興味や関心を高めてもらうため、2月9日、御浜町立神志山小学校の三年生と四年生計14人を対象に学習会を開催しました。
当初は工事現場の見学会を予定しておりましたが、当日の天候が雨の為、学校体育館での学習会となりました。
まず、建設事務所の担当による急傾斜地崩壊防止事業の役割や施工順序等の説明を聞いた後、施工業者による法枠に用いる金網と鉄筋の結束、測量機器の操作、安全帯で体を支える体験をし、最後はドローンを使った記念撮影を行いました。
■共催 三重県建設業協会熊野支部、三重県熊野建設事務所
■施工・協力 大和緑化株式会社
【スライドによる説明】 【法枠の金網と鉄筋の結束体験】 【測量機器の操作体験】
- 平成29年2月7日
熊野建設事務所では、熊野市神川町で新西谷橋の新設工事を進めています。
建設業への興味や関心を高めてもらうため、1月30日、近隣の熊野市立五郷小学校と熊野市立神上小学校の児童17人を対象に現場見学会を開催しました。
見学会では児童が五郷小学校で道路事業の役割を聞いた後、バスで工事現場に移動し、測量の体験や、写真パネルによって橋ができるまでの工程を学習しました。また、舗装前の橋面へ落書きをしたり、渡り初めの体験をしました。
■共催 三重県建設業協会熊野支部、熊野商工会議所、三重県熊野建設事務所
■施工・協力 宇野重工株式会社
【測量体験】 【橋ができるまでの工程学習】 【舗装前の橋面へ記念の落書き】
- 平成29年2月3日
熊野建設事務所では、南牟婁郡御浜町阿田和地内で急傾斜地崩壊防止工事を進めています。
建設業への興味や関心を高めてもらうため、御浜町立神志山小学校の児童を対象とした現場見学会を開催します。見学会では、総合学習の一環として、当該工事の内容を知っていただくとともに、急傾斜事業の役割について学んでいただきます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
- 平成29年1月31日
本日(1月31日)、建設業に関する知識と技術力の向上を目的として、県内市町職員を中心とした一般社団法人三重県社会基盤整備協会の皆様(計27名)が熊野建設事務所管内工事の現地視察に訪れました。
研修会では、熊野建設事務所が施行した井戸川及び県道七色峡線の災害復旧事業について、発災当時からの取組を含めた事業説明を行い、現地視察にて平成23年災害からの復旧状況を見学し、災害事業の知見を広めていただきました。
熊野建設事務所では、引き続き、スピード感を持って地域の安心・安全に向けた行政サービスの提供に努めてまいります。
【研修状況】
- 平成29年1月24日
熊野建設事務所では、熊野市神川町で新西谷橋の新設工事を進めています。
建設業への興味や関心を高めてもらうため、近隣の熊野市立五郷小学校と熊野市立神上小学校の児童を対象とした現場見学会を開催します。
詳しくは、こちらをご覧ください。
- 平成28年12月15日
12月13日(火)紀宝町浅利地区にて、特定非営利活動法人三重県木造住宅耐震促進協議会、紀宝町と合同で木造住宅耐震に関する住宅団地訪問を行いました。
浅利地区の住宅25軒を2班に分かれ個別訪問を行い、10軒の申し込みをいただきました。訪問に際しては、寒い中対応頂きありがとうございました。
【団地訪問】 【集計状況】
<木造住宅の無料耐震診断について>
三重県では、東海・東南海・南海地震等の大地震に備え、木造住宅の耐震化を促進するために、木造住宅の無料耐震診断を行っております。
昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で階数が3以下の建築物が支援制度の対象となりますが、木造住宅耐震診断支援制度を活用していただくことで、無料で建築物の現地調査、構造計算を行い、診断結果報告書とともに耐震性について耐震診断員から説明いたします。
・ 木造住宅の無料耐震診断について(PDF)
・ 三重県木造住宅耐震支援制度(平成28年度版)(PDF)
- 平成28年11月18日
用地課では、道路、河川、砂防施設などの建設に必要な土地を所有者(以下、地権者という)の皆様からお譲りいただく業務などに携わっています。
用地境界立会とは、地権者の皆様に、ご自分の土地の境界がどこにあるのかを現場でお示しいただくことです。そのお示しいただいた境界を測量し、図面に表示します。同時に、事業に必要な土地の範囲を現場に表示し、境界測量図面に表示して、皆様の土地をどれぐらいお譲りいただく必要があるかを算出していきます。
今回は平成28年9月から10月にかけて、熊野市五郷町寺谷地内において実施しました、桑谷川の砂防事業にかかる用地境界立会の様子をご紹介させていただきます。
【用地境界立会の様子】
立会は4日間に分けて実施させていただきました。小雨が降ったり止んだりする日もあり、足元の悪い中、急斜面や河川の中も歩いていただきました。皆様、誠にありがとうございました。おかげをもちまして、用地境界立会が円滑に実施することができました。
測量で得られたお譲りいただきたい土地の面積等について、地権者の皆様に個別にご説明のうえ、ご協力をお願いする予定です。
今後も、土石流などの自然災害から住民のみなさまの生命・財産を守るため砂防施設を整備し、安全な県土づくりの推進を図っていきます。そのために必要な用地について、ご協力を賜りますようお願いします。
- 平成28年11月14日
主要地方道熊野矢ノ川線(熊野市紀和町矢ノ川)において進めてきた道路改良事業が完成しましたので、11月14日(月)から供用します。
主要地方道熊野矢ノ川線は、熊野市神川町から熊野市紀和町の一般国道311号に通じる道路で、地域の生活道路であるとともに、熊野古道や丸山千枚田等の観光地へのアクセス道路として利用されていますが、急カーブが多く、幅員も狭小なため、車両の安全な通行に支障をきたしていました。
これらを解消するため、平成22年度から進めてきた道路改良事業が、11月14日(月)に完成しました。
(1)事業概要
事 業 名:主要地方道熊野矢ノ川線道路改良事業
事業箇所:熊野市紀和町矢ノ川地内 【位置図(pdf)】
事業期間:平成22年度~平成28年度
延 長:450m
幅 員:幅員5.5m(全幅員7.0m)
(2)事業効果
今回の整備により、国道311号との交差点から1.1km区間が2車線となり、安全で安心な交通が確保されるとともに、熊野市南部地域の観光拠点へのアクセス向上が期待されます。
改良前 改良後
- 平成28年10月20日
今年もたくさんの台風が発生し、三重県にも影響をもたらしました。
台風などの異常気象により、道路や河川護岸が被害を受けたり、立木や土砂が河川や砂防ダムなどに流れ込んだりします。
これら公共土木施設が適切に機能するように、三重県では施設の復旧や流れ込んだ土砂や流木の撤去を災害復旧事業として実施しています。
下の写真は、砂防えん堤に流れ込んだ大量の流木を撤去し、機能回復を図ったものです。
今後も引き続き、市町や地域住民と協力し安全・安心なまちづくりに取り組んでいきたいと思います。
※猪ノ子谷川(南牟婁郡御浜町柿原)
撤去前 撤去後
※野口谷川(南牟婁郡紀宝町鮒田)
撤去前 撤去後
- 平成28年9月23日
二級水系神内川水系里地谷砂防事業(紀宝町神内)で整備を進めていました2号えん堤が、平成28年8月31日に完成しました。
当該渓流は平成23年9月の紀伊半島大水害により土石流が発生し、甚大な被害を受けました。
このため、下流の民家や小学校等の公共施設を守ることを目的に平成23年度から着手していた1号えん堤が平成25年度に完了し、この度、同渓流で平成25年度から着手していた2基目の砂防えん堤が完成しました。
2号えん堤
〇事業箇所 :南牟婁郡紀宝町神内 地内
〇事業期間 :平成25年度~平成28年度
〇事業費 :1億9,800万円
〇事業概要 :堤長 47m、堤高 9m
*現在、熊野建設事務所管内では、7箇所で砂防事業を整備しています。
※部分透過型砂防えん堤とは
コンクリートのみで土石流をくい止める不透過型砂防えん堤に比べ、部分透過型砂防えん堤は、上部についた鋼製の構造物(スリット)により、土石流となって流下する土砂と一緒に流れてくる流木をより多く捉えることが可能な型式です。
- 平成28年8月31日
■土砂災害防止法について
土砂災害防止法(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律)は、平成13年4月に施行された法律です。
この法律は、土砂災害(がけ崩れ、土石流、地すべり)から国民の生命・身体を守るために、土砂災害が発生する恐れがある区域を明らかにし、主に以下の点について、ソフト面での対策を推進しようとするものです。
・危険箇所の周知
・警戒避難体制の整備
・一定の開発行為の制限による住宅等の新規立地の抑制
・警戒区域内の住宅の移転推進
この法律に基づき、三重県では、土砂災害発生の恐れのある区域の地形、地質、土地利用状況などの調査(基礎調査)を、平成31年度末の調査完了を目指し実施しています。
熊野建設事務所管内では、これまで熊野市飛鳥町、五郷町、育生町、紀宝町成川、神内などにおいて基礎調査を実施し、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」を指定しました。
■住民説明会について
基礎調査の結果から作成した土砂災害警戒区域等を、事前に住民の皆様に知っていただくための説明会を、平成26年度から調査を実施した地区ごとに実施しています。
説明会では、県の土砂災害の状況、土砂災害防止法が制定された経緯、土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域とはなにか、それらが区域指定されるとどうなるか等を説明し、地区のどこが土砂災害警戒区域等に指定されるかを確認していただいております。
説明会を開催したのち、市町長に区域指定に関する意見聴取を行ない、土砂災害警戒区域等の指定を行っています。
■平成28年度住民説明会の様子
【参考】 土砂災害防止法とは
【参考】 県内の土砂災害(特別)警戒区域の基礎調査完了箇所
【参考】 県内における土砂災害警戒区域等の指定状況
- 平成28年7月27日
一般国道311号の熊野市磯崎町に位置する磯崎橋は、平成27年9月の台風18号により、橋台を支えている地盤の一部が崩落したため、災害復旧工事を実施してきました。
工事期間中は、片側交互通行などの交通規制により、地域の皆様や道路利用者の方々にご迷惑をおかけしましたが、このたび災害復旧工事が完成しましたのでお知らせします。
【工事名】 一般国道311号(磯崎橋)平成27年橋梁災害復旧工事(国災第214号)
【工事箇所】 熊野市磯崎町西端
【工事概要】 橋長:40.0m
幅員:7.0m(11.0m)
・橋台補強工 N=1基 ・根継工 V=61m3
・コンクリート吹付工 A=360m2 ・鉄筋挿入工 N=55本
⇒
工事期間中 片側交互通行 災害復旧工事完成
⇒
被災状況 災害復旧工事完成
- 平成28年7月4日
平成27年度に完成した工事を対象とした、平成28年度熊野建設事務所優良工事表彰の受彰者を決定し、平成28年6月30日に表彰式を行いました。
この表彰は、熊野建設事務所発注の建設工事において、優良と認められる工事の受注者及び技術者を表彰するものであり、熊野建設事務所の優良工事審査委員会が選定を行いました。
<平成28年度表彰工事> (敬称略)
● 二級水系志原川水系上大長田谷通常砂防(2号えん堤工)工事
受彰者:株式会社井本組 監理技術者:鈴木直人
● 二級水系井戸川水系井戸川砂防災害関連(橋梁工)工事その10
受彰者:株式会社井本組 監理技術者:豊田太志
● 井田地区海岸井田海岸緊急保全(養浜工)工事(その1)
受彰者:ユウテック株式会社 監理技術者:加苅知也
● 一般県道鵜殿熊野線道路交通安全対策(歩道整備)工事
受彰者:株式会社ナカミチ建機サービス 主任技術者:德永眞昭
● 一般県道長尾板屋線道路改良工事
受彰者:有限会社森組 主任技術者:森 憲史
- 平成28年6月23日
平成27年度に優良工事を行った受注者を対象とした平成28年度熊野建設事務所優良工事表彰の受賞者を決定し、下記の日程により表彰式を行います。
この表彰は、熊野建設事務所発注の建設工事において、優良と認められる工事の受注者及び技術者を表彰するものであり、熊野建設事務所の優良工事審査委員会が選定を行います。
記
(1)表彰式日程
日 時:平成28年6月30日(木)15時から
場 所:三重県熊野庁舎5階 大会議室A
(2)表彰する企業及び技術者
株式会社井本組、及び 鈴木直人(監理技術者)、豊田太志(監理技術者)
ユウテック株式会社、及び 加苅知也(監理技術者)
株式会社ナカミチ建機サービス、及び 徳永眞昭(主任技術者)
有限会社 森組、及び 森 憲史(主任技術者)
(3)工事概要
優良工事の概要はこちら(PDF:104KB)
※ 優良工事表彰制度
三重県と建設業界が連携して進める「三重県建設産業活性化プラン」の取組の一つで、継続的な技術力の維持・向上につながる取組として、推奨すべき実績を納めた受注者(企業及び当該工事の主任(監理)技術者)を表彰する制度。平成26年度から試行しています。
- 平成28年5月27日
サミット直前クリーンアップ大作戦(海岸清掃活動)について
5月20日(金)に熊野市主催で実施された七里御浜海岸(熊野市旧消防署前~獅子巌前)での清掃活動に参加しました。
- 平成28年5月26日
国際自転車レース「ツール・ド・熊野2016」について(5月:管理課)
6月18日(土)に国際自転車レース「ツール・ド・熊野2016」が開催されます。
熊野建設事務所が管理する国道311号などを舞台として、6月18日(土)に国際自転車レース「ツール・ド・熊野2016」が開催されます。
日本の棚田百選に選ばれている「丸山千枚田」を縫って走るレース風景はお勧めです。
また、レース当日は交通規制がありますので、ご理解、ご協力をいただきますようお願いします。
レースの詳細は、以下のアドレスを参考にしてください。
「ツール・ド・熊野2016」 http://www.nspk.net/tdk/
- 平成28年4月28日
三重県では、堆積土砂により低下している河川の流下能力を回復するため、堆積土砂撤去を進めています。これまで(平成24年度以降)に実施した堆積土砂撤去実績を公表します。
公表するデータは河川堆積土砂撤去箇所一覧表と箇所図です。詳しくは、こちらをご覧ください。
- 平成28年4月6日
木本港(海岸)景観まちづくりプロジェクト事業の完成について
熊野市木本町の木本港海岸において平成25年11月から進めてきた景観まちづくりプロジェクト事業が平成28年3月に完成しました。詳しくは、こちら(PDF:386KB)をご覧ください。
- 平成28年4月1日
年度初めにあたり
熊野建設事務所長として着任しました広田でございます。
当事務所は、県職員としてスタートした事務所であり35年ぶりの勤務となった今、当時を懐かしむと共に新たな気持ちで当地域の安全・安心に貢献したいと考えています。
紀伊半島大水害から5年が経過し、落ち着きを取り戻しつつありますが、当地域にとってのあの経験は、地域の道路・河川施設等社会資本整備について改めて考えさせられた事であったと考えています。
災害は、忘れた頃にやってくるといわれますが、事前に備えることが最も重要であるとの考えを持ち、河川・砂防等防災面の事業を引き続き推進してまいります。また、広域道路ネットワークを形成する熊野道路、新宮紀宝道路の幹線道路整備事業が進みつつあり、地域の産業・経済活動を大きく変わることが期待されている現在、当事務所が管理する国道169号土場BPを始めとする地域の道路整備は、関係者との連携を密にし、事業展開を図っていきたいと思っています。
当事務所として、“地域のニーズは何か”、“今やれることは何か”、“どうすればできるか”を常に考え、地域活性化に寄与する事業に取り組んでいきたいと思っていますので、今後とも関係する皆様方には、引き続き土木行政に対するご理解、ご協力をお願いします。
熊野建設事務所長 広田 哲也