ヒートアイランド現象
巨大都市が抱える問題の一つに、ヒートアイランドの問題があります。
これは、都市化に伴う人口排熱の増加や地表面の人工化により、都心部の気温が郊外に比べて高くなる現象です。
100年間の年平均気温上昇量を見ると、中小規模都市が1℃の上昇にとどまっているのに対し、東京は3℃も上昇しています。
また、東京の熱帯夜(その日の最低気温が25℃以上の日)も、この30年間で約3倍に増加しています。(資料:気象庁)
地点 | 100年あたりの上昇量(℃/100年) | ||
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平均気温 | |||
(年) | (1月) | (8月) | |
東京 | +3.0 | +3.8 | +2.6 |
大都市平均 | +2.5 | +3.2 | +1.8 |
中小規模都市平均 | +1.0 | +1.0 | +1.0 |
東京の熱帯夜の日数
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