令和6年10月11日(金)に、三重県総合文化センターにおいて、森林由来のJ-クレジットの動向や活用方法等に関する理解促進を目的とした普及啓発セミナーを開催しました。また、セミナー冒頭に、「三重の自然由来カーボンクレジット活用推進に向けた連携プラットフォーム」の設立宣言を行いました。
【プラットフォーム設立】
当日はプラットフォームに参画する全12企業・団体(※)が出席し、一見知事からプラットフォームの設立宣言が行われました。また、尾鷲市の加藤市長、三重県森林組合連合会の森会長より、代表してご挨拶をいただきました。
※設立時の参画メンバー
松阪市、尾鷲市、大台町、三重県森林組合連合会、株式会社百五銀行、株式会社三十三銀行、桑名三重信用金庫、北伊勢上野信用金庫、紀北信用金庫、株式会社みずほ銀行津支店、国立大学法人三重大学、三重県(事務局)
【普及啓発セミナー】
1 講演・事例紹介
①事業者による森林由来のJ-クレジット活用拡大への期待
林野庁 森林整備部 森林利用課 森林保全推進官 増山 寿政 氏
増山様から、J-クレジット制度の概要や近年の創出・取引・活用の動向についてご紹介をいただくとともに、J-クレジットの取組の意義についてご講演をいただきました。
※増山様の講演については当日のオンライン配信に不備がありましたので、講演動画と資料を掲載しております。以下リンクからご覧ください。
動画リンク 資料リンク
②森林由来のJ-クレジットの活用事例紹介
一般社団法人more trees 事務局長 水谷 伸吉 氏
水谷様から、more treesにおけるカーボンオフセットの活動内容についてご紹介いただくとともに、脱炭素と生物多様性の両立における森林の重要性や、様々なカーボンオフセット事例についてご講演をいただきました。
2 パネルディスカッション
一般社団法人more treesの水谷様、大台町 森林課の岡本様、TOPPANエッジ株式会社 事業推進統括本部の今井様の3名によるパネルディスカッションが行われ、三重県で創出された森林由来のJ-クレジットの活用の在り方について、それぞれの立場から議論が行われました。