脳脊髄液減少症の診療可能病院について
脳脊髄液減少症の症状等について
脳脊髄液減少症は、脳脊髄液が漏れることにより、頭痛、頚部痛、めまい、耳鳴り、悪心、嘔吐、難聴など様々な症状が生じる病気とされています。
しかしこの「脳脊髄液減少症」は、発症の原因や病気について専門家の意見が分かれており、治療法や診断方法もまだ確立されていないこともあり、一般にはあまり知られていない状況があります。
こうした中で、多くの患者は、様々な症状で学校生活や日常生活に支障をきたし、周囲の人々の無理解ゆえ怠慢等の批判を受けたりして、大変苦しまれているという実情があります。
脳脊髄液減少症の研究等について
国では、平成19年度から診断・治療に関する研究班が設置され、平成23年10月に「脳脊髄液漏出症画像判断基準・画像診断基準」が作成されました。
また、平成28年4月からは、脳脊髄液漏出症に対する硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が保険適用となっています。
※「脳脊髄液減少症」の研究について(厚生労働省HP) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/nanbyo/100402-1.html
脳脊髄液減少症の受診可能な医療機関について
保険診療として治療を受けられることをご希望である場合は、診断要件に加え、施設基準を満たし、地方厚生局に届け出があった医療機関での受診が必要になります。医療機関によっては予約や紹介状が必要になることがありますので、適宜医療機関にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
【注意事項】
1 受診にあたっては、必ず、事前に医療機関にお問い合わせください。
2 診断や治療方法については、検査、治療については担当医師とよくご相談ください。
3 脳脊髄液減少症の受診可能な医療機関公表にご協力いただける医療機関がございましたら、健康推進課疾病対策班まで連絡願います。
患者団体等リンク
認定NPO法人 脳脊髄液減少症患者・家族支援協会(旧名称 むち打ち症患者支援協会)
CSF JAPAN 脳脊髄液減少症ホームページ
脳脊髄液減少症小児・若年者・学校関係者救済相談フォーム