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令和07年01月06日

花粉症情報

 令和6年度の花粉症情報

 環境省では、スギ花粉の飛散予測のための参考情報として活用いただくため、毎年、スギ雄花(おばな)の花芽(はなめ)調査を行い着花量(ちゃっかりょう)(花粉生産量)を発表しています。
 スギ雄花の生育は、前年夏(6月~8月、特に花芽が分化する6月)の気象条件に大きな影響を受け、夏の日照時間が長く気温が高い場合には、スギ雄花の着花量が多くなり、翌年春の花粉飛散量も多くなります。また、花粉飛散量が多い年の翌年はスギ雄花の着花量が減少するという傾向が見られます。
 環境省が令和6年11月から12月にかけて、46都道府県(沖縄県を除く)において、スギ雄花花芽調査を実施した結果、本年度のスギ雄花の着花量は、地域によりばらつきはありますが、過去10年平均値と比べると、全国的な傾向としては、やや多くなっており、近畿地方では特に多くなっています。なお、三重県は令和6年度から新規で観測が開始されています。

※近畿地方の観測地:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県

参考:「令和6年度スギ雄花花芽調査の結果について」(環境省)

 花粉症について

1.花粉症とは?

花粉に体が過剰に反応して起きるアレルギー反応です。

2.どのような症状がでますか?

体が花粉を外に出すために「くしゃみ」が出たり、花粉を洗い流すために「鼻水」「涙」が出ます。また炎症を起こして、鼻づまりや眼のかゆみ等も出てきます。 

3.花粉の飛ぶ時期は?

スギ、ヒノキなどの樹木の花粉は春が中心で、秋にも少量の花粉が飛散することがあります。カモガヤなどのイネ科は、花粉の種類が多いため、春から初秋までの長い期間飛散します。ブタクサなどのキク科は、夏の終わりから秋にかけて飛散します。

4.症状が出たら?

鼻の症状には耳鼻咽喉科、眼の症状には眼科の受診をお勧めします。他に内科、小児科、アレルギー科でも診療が受けられます。

5.治療は?

薬物療法、アレルゲン免疫療法があります。医師に相談しましょう。適切な予防策や治療を行うことで、症状は軽減できます。花粉症の方は、花粉飛散開始前に早めに診察を受け対策しましょう。

6.日常生活で気をつけることは?

外出時の服装は花粉が付着しにくいものにし、マスク、メガネなどで花粉を防ぎ、帰宅時には花粉を払うなどして家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。一般的な注意事項としては、正常な免疫機能を保つために、睡眠をよくとること、規則正しい生活習慣を身につけることが重要になります。また、風邪をひかないこと、飲酒、喫煙を控えることなども鼻の粘膜を正常に保つために重要です。

上記については、花粉症に係る各種関連情報を紹介する
花粉症環境保健マニュアル2022」(環境省)で、より詳しい内容がご覧いただけます。

関連リンク

花粉情報サイト (環境省)
「花粉症対策」スギ花粉症について日常生活でできること(リーフレット)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 医療保健部 健康推進課 疾病対策班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁4階)
電話番号:059-224-2334 
ファクス番号:059-224-2340 
メールアドレス:kenkot@pref.mie.lg.jp

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