平成28年度健康福祉部 当初予算のポイント
1 重点項目
(1)みえ子どもスマイルプランの推進
(参考資料:PDFファイル 665KB A3 1枚)
予算額 8,943,635千円
(※H27年度2月補正予算含み 9,519,306千円)
「希望がかなうみえ 子どもスマイルプラン」に基づき、「子ども・思春期」、「若者/結婚」、「妊娠/出産」、
「子育て」のライフステージごとに、「働き方」も含め、切れ目のない取組を実施します。また、子どもの貧困対策、児童虐待の防止、社会的養護の推進、発達支援が必要な子どもへの対応に取り組み、「結婚・妊娠・子育てなどの希望がかない、すべての子どもが豊かに育つことのできる三重」をめざします。
(2)地域における医療及び介護の総合的な確保
(説明図:PDFファイル 595KB A3 1枚)
予算額 3,941,424千円
(※H27年度2月補正予算含み 4,263,702千円)
高齢化が進む中、団塊の世代が75歳以上となる平成37年以降は、医療や介護の需要が急増することが見込まれます。そのような状況に的確に対応するため、地域において必要となる医療提供体制を確立するとともに、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けることができるよう、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを構築することが急務となっています。
地域医療構想の策定とその実現に向け、地域医療構想調整会議において協議を進めるとともに、地域医療介護総合確保基金の活用等により、病床の機能分化・連携や医師・看護職員の確保、地域の救急医療体制の整備、がん対策等を推進します。
また、地域包括ケアシステムの構築に向けて、研修やアドバイザーの派遣等を行い、地域包括支援センターの機能強化に取り組むとともに、介護予防や在宅医療と介護の連携を図る市町の取組を支援します。さらに、介護従事者の確保について事業者団体等の活動を支援するとともに、施設サービス等へのニーズに対応するため、介護基盤の整備を進めます。
(3)障がい者の自立と共生社会づくり
(説明図:PDFファイル 278KB A4 1枚)
予算額 643,252千円
(※H27年度2月補正予算含み 652,448千円)
障がい者の地域移行を進めるため、グループホームや日中活動の場の整備に取り組むとともに、共同受注窓口において、福祉事務所に対する受注の仲介、販路開拓等を行い、一層の受注拡大を進めます。また、社会的事業所の安定的な運営に向けた支援や就労の定着を図るために必要な相談を実施します。
精神科病院へ入院している方が地域へ移行し、安心して地域生活を継続できるように、相談支援を実施するほか、地域で生活する障がい者を訪問して支援するアウトリーチ事業の取組を拡大します。また、障がいを理由とする差別の解消に向けた普及・啓発活動や相談体制の整備を進めるとともに、事案解決等を主体的に行うネットワークの構築に取り組みます。
平成33年に本県で開催予定の全国障害者スポーツ大会に向けた準備を進めるとともに、選手等の育成・強化や審判員等の養成を行うほか、東京パラリンピックの事前キャンプ地の誘致活動を進めます。
2 上記以外の重点事業
①(一部新)災害医療体制強化推進事業 ⑤生活困窮者自立支援事業 ⑥地方公共交通バリア解消促進事業 |
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3 その他(上記1、2の事業を含めた主要事業)
平成28年度当初予算主要事業一覧(PDFファイル 709KB A4 31枚)