令和2年1月22日に開催しました令和元年度三重県建設工事従事者安全健康確保推進会議の概要は、以下のとおりです。
記
1 日時 令和2年1月22(水)
午後1時30分から午後3時30分まで
2 場所 津市栄町1丁目891番地
三重県吉田山会館1階102会議室
3 議題
(1)建設業を取り巻く現状
①県内の建設業の現状と課題
②担い手三法の改正
(2)国の取組状況
①国土交通省
②厚生労働省
(3)三重県の取組状況
①県計画に係る取組
②次期三重県建設産業活性化プラン(仮称)
(4)各構成団体における取組状況
・三重労働局
・三重県建設労働組合
・建設業労働災害防止協会三重県支部
・三重県建設産業団体連合会((一社)三重県建設業協会)
(5)今後の取組
4 会議の概要
建設工事従事者の安全及び健康の確保に関する三重県計画に係る今後の取組について、以下のご意見をいただきました。
(1)建設業の若手人材の確保について
〇行政、業界団体における共通の課題であり、他産業に負けない労働条件(賃金、労働時間等)を確保する
など、魅力ある産業としていくための実効性ある取組が求められている。
〇普通科高校への現場説明会等を実施しているが、建設業に対する理解を求めていくことと、継続的な求人
活動を行うことが必要である。また、学生の就職活動はWebサイト検索をするので、ホームページ未作成
業者は除外される。県教育委員会や県土整備部の協力・連携が必要である。
〇働き方改革は人材確保のツールであることを周知している。経営事項審査において、人材確保につながる
魅力アップに係る取組を評価する仕組みを導入してはどうか。
(2)労働条件の改善について
〇労働条件の改善には、受発注者の意識改革が必要であるが、短期間で解決できるものではなく、長年の取
組により成果が得られた労働災害の減少対策や社会保険の加入対策のように、地道な取組が必要である。
【添付資料】
〇県計画に係る取組
〇次期三重県建設産業活性化プラン(仮称)
〇各構成団体における取組