「はかる」ことについて
私達の生活文化の中で「はかる」という行為について、古くから度量衡の制度が生まれ、社会の発展と共にモノを「はかる」物もさまざまに変化してきました。人が生まれてすぐに体重や体温を計量する物(計量器)によってはかられ、また成長する過程においても、健康管理のための情報を得る手段としても計量器を用いています。
一方、普段の生活においても水道やガス、電気などが計量器を使って取引されており、また食料品などが売買される時にもはかりが使われています。
こうして、日常生活と「はかる」こととは、切り離すことが出来ない関係にあります。普段なにげなく行われている「はかる」行為についてどのようなものがあるのか、またどういう時に使われるのかという計量に関する知識を広げていただき、合理的で明るい生活に役立てていただければと思います。