洪水浸水想定区域図の作成手順
平成27年以前作成の洪水浸水想定区域図では、洪水防御に関する計画の基本となる雨を降らせます。
平成28年以降作成の洪水浸水想定区域図では、想定し得る最大規模の降雨、及び洪水防御に関する計画の基本となる雨を降らせます。
洪水を流す断面が不足している箇所、堤防の所要の高さや幅が
不足している箇所を複数箇所設定します。
堤防が決壊すると想定する箇所毎に氾濫流によって浸水する区域(氾濫区域)を
氾濫シミュレーションにより求めます。
(1)の破堤に対する氾濫区域 (2)の破堤に対する氾濫区域 (3)の破堤に対する氾濫区域
それぞれの洪水氾濫シミュレーションによる氾濫区域を重ね合わせて表示します。
各地点の氾濫区域のもっとも氾濫流による浸水深は堤防の破堤する箇所によって
異なりますが、そのうち最も大きい浸水深を表示したものが浸水想定区域図です。