人権に係わる相談担当者等スキルアップ講座
~ 人 権 に 配 慮 し た 相 談 対 応 を 行 う た め に ! ~
2022年度 第Ⅱ期講座
開催日 |
時間 |
講師 |
分野
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タイトル (内容) |
令和4年
10月20日
(木)
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10:00~
12:00
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三重県難聴・中途失聴者協会
理事 藤本 春生(ふじもと はるお)
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障がい者の人権
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聞こえの不自由者に関する人権につい
て~中途聴覚障がい者の体験から取り巻く
環境と対応を考える~
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13:30~
15:30
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穀雨企画室
代表 渡辺 毅(わたなべ たけし)
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患者の人権
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「病と人権」を考える
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令和4年
12月15日
(木)
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10:00~
12:00
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公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
調査・研究員
中村 尚生(なかむら なおき)
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インターネットと人権
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「インターネット上にあらわれる差別事
象の実態と解決に向けて」 |
13:30~
15:30
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浜松学院大学短期大学部教授
子どもの未来創造センター長
志村 浩二(しむら こうじ)
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障がい者の人権 |
大人の発達障がいを考える
(得意なところは伸ばし、苦手なところは
補いましょう)
ー発達障がいは大人になって急にできた
ものではありませんー
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開催場所
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三重県人権センター多目的ホール
津市一身田大古曽693番地の1
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受講対象者
募集人員
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各種相談事業に従事する相談員等(民間の相談員を含みます)
90人
(相談員に向けた講座内容ですが、直接相談業務に従事しない方の参加も構いません。) |
その他 |
当講座は、各種相談事業に従事する相談員(民間の相談員を含む)や、窓口等で相談を受けることのある職員を対象としていますので、各分野における専門的な研修ではないことをご承知置きください。 |
申込み(問合せ)先 |
三重県人権センター 相談課まで申込用紙に記入し、お送りください。
電話 059-233-5505 FAX 059-233-5511
講座一覧表はこちらから
申込用紙はこちらから
※新型コロナウイルス感染状況により、中止・延期になる場合があります。
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講座内容・講師紹介など
三重県難聴・中途失聴者協会
理事 藤本 春生(ふじもと はるお)さん
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10/20(木)
午前
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◆概要
・中途難聴から聴覚障がいになった当事者としての体験と苦労、社会にあるバリアについて
・中途で聞こえが不自由になった人とのコミュニケーション方法について
・行政や地域社会への聞こえに関する理解と環境づくり活動に係る中での思いと望むこと
◆講師紹介
モノづくり一筋:次期モノづくり技能者の育成に従事
中途聴覚障がい。三重難聴で聞こえにくさに関する社会への理解活動を推進。
ユニバーサルデザインアドバイザー:聞こえに関する授業、セミナーなどで講義。
市民活動:地域づくりに携わる中で聞こえに関する支援、理解活動への取組を行っている。
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穀雨企画室
代表 渡辺 毅(わたなべ たけし)さん
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10/20(木)
午後
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◆概要
「病と人権」は私たち人間にとって永遠のテーマと言ってもいいものですが、それが近年のコロナ禍によって、よりクローズアップされた感があります。「病」そのものが人権を侵害する側面はもちろんありますが、「病」への私たちのまなざしが差別や偏見を生み出してきたという側面もあります。「治る」を志向しすぎるあまり「治らない」が絶望視されたり、「罹らない」に躍起になりすぎるあまり「罹る」が忌避されたり。「病」の蔓延は恐ろしいけれども、「病は悪である」という思想の蔓延は、人権の観点からすれば、ひょっとするともっと恐ろしいかもしれない…。今だからこそ、皆さんとともに、「病と人権」について改めて考えを深めてみたいと思います。
◆講師紹介
1965年生まれ。東京育ち。京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒。出版社勤務、雑誌記者、障害者団体サポートスタッフ、人権NPO団体職員等を経て、2010年に人権ワークショップを創造する「穀雨企画室」を起ち上げる。以降、各地で人権ワークショップを多数手がけ、講演活動も精力的に行う。また、京都で人権を学びながら観光も楽しむスタイルのフィールドワークを実施し、複数のコースを設定して多くの人びとをナビゲートしている。部落解放運動の現場にも携わり、京都市内最大の在日コリアン集住地域で1993年から毎年開催されている「東九条マダン」では長らく事務局長を務めた。
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公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
調査・研究員 中村 尚生(なかむら なおき)さん
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12/15
(木)
午前
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◆概要
今日的に続くインターネット上での差別的な書き込みや投稿は減少傾向になく、むしろ増加傾向にあるといえます。とりわけ部落問題については、社会的に注目を浴びる事象に関連して問題の表出も変化しています。これらの問題の解消・解決に向けて『4つの側面』を以って、インターネット上における差別の解消に向けた取組に触れていきたいと思います。
◆講師紹介
2006年より、伊賀市社会事業協会にて6年間、保育士として勤務する。この間、児童生徒に係る人権課題及び就学前からの学力保障について地元地域にて取り組む。
2012年より、現在の(公財)反差別・人権研究所みえにて勤務している。
現在
NPO法人 いが創造塾 副理事長
柘植中学校区地域未来塾青年義塾 代表
部落解放同盟伊賀市協議会 理事
部落解放同盟前川支部 事務局長 他
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浜松学院大学短期大学部教授
子どもの未来創造センター長 志村 浩二(しむら こうじ)さん
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12/15
(木)
午後
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◆概要
近年、大人の発達障がいについても言われるようになってきました。しかし、発達障がいは大人になって急に現れたのではなく、幼少期からの特性の積み重ねによる部分が大きいです。そこで今回は、診断名によらない「児童期からの特徴」を理解する話を通して、それがどうやって「現在(大人期)」につながっているのか?そして、充実した生き方のために、どんな支援が必要か?を考えてみたいと思います。
◆講師紹介
●三重県の心理職として、児童相談所・保健所・県立小児心療センターあすなろ学園に勤務。
●平成17年度より亀山市子ども総合支援室長、22年度からは、亀山市子ども総合センターの専門監
●26年度から浜松学院大学短期大学部准教授
●令和2年度より同短大の教授・子どもの未来創造センター長
●和歌山県新宮市地域連携推進事業(要対協)アドバイザー・福井県高浜町要対協事業アドバイ
ザー・鈴鹿市子ども家庭支援専門アドバイザー(鈴鹿市5歳児健診立ち上げ)・三重県臨床心
理士会副会長を歴任。
●現在も、みえ不登校支援ネットワーク副会長・フリースクール三重シューレ顧問・静岡県立
磐田学園の嘱託心理療法士、静岡県藤枝市要対協アドバイザーの他、鈴鹿市で療育施設を運
営する「(株)エンジョイ」にて療育顧問。
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