共同アピール2021
私たちは、労使は県政運営のパートナーとの共通認識のもと、県政の推進と職員満足度の向上に向けて議論を重ねてきました。
特に近時では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により私たちの生活スタイルや働き方が大きく変わる中、「労使協働委員会」で労使が真摯に話し合い、「ライフ」と「ワーク」の高度な両立を目指して取組を進めてきました。
加速する人口減少・高齢化、大規模な自然災害への対応、脱炭素社会の実現、デジタル社会の形成など、容易には解決できない構造的な社会の問題に直面する時代、本県でもこうした課題に向き合い、強力に取り組むことが求められています。
そのような中、県政の推進にあたっては、これまでの価値観を変え、変化に柔軟に対応する必要があります。しかしながら、常に県民に信頼される行政であることは決して変わることはありません。
そのためには、職員一人ひとりが、役職や職責に関係なく自由に発言・提案し、その意見を聴き、活発な意見交換が進むような風通しがよく働きやすい職場づくりが大切です。
私たちは、互いに信頼し、対話を続けることで健全な労使関係のもと「労使協働」をより一層推進し、「家族や仲間を大切にし、健康で働きやすい県庁(しょくば)」を構築するとともに、「強じんで多様な魅力あふれる『美し国』みえ」をめざしていきます。
令和3年12月17日
三重県 / 三重県職員労働組合