労使協働委員会概要
(日時)平成12年11月20日(月)10:00~12:00
(場所)三重県庁部長会議室
(参加者)知事、総務局長、総務局次長、政策評価推進課長、職員課長、福利厚生室長他
中央執行委員長、副委員長(3名)、書記長、書記次長他
(議事)1セクハラ・お茶くみ問題について
2総勤務時間縮減対策小委員会からの報告について
3福利厚生及び労働安全衛生課題に対する労使協働の取組みについて
4当委員会の今後の進め方と枠組みについて
(概要)
1セクハラ・お茶くみ問題
組合の実施したアンケート結果、及び県のこれまでの取組みについて議論を行ない、下記の取組みを進めることとなった。
(1)小委員会等において具体的対策の検討
(2)相談機能の充実
(3)知事と組合女性部との懇談(予定)
2総勤務時間縮減小委員会
同小委員会及び組合からの報告を受けて議論を行なった。この課題解決のためには、3つの要因(所属長のマネジメント、職員の意識、制度的課題)があり、それらを解決しなければならないとの認識に立ち、次の取組みを行なうこととした。
(1)サービス残業の現地調査及び改善策の検討
(2)全体的な業務改善の検討
・総務局業務改善検討会(※)との連携
・他部局に対し業務改善への取組みの働きかけ
※総務局業務改善検討会(事務局:政策評価推進課)
(1)目標数値を設定
(2)スケジュール
・総務局改善策を1月中に策定
・他部局へ総務局の改善策を示し、同様の取組みを要請
2月中には改善策を策定してもらい、新年度から実施
また、総勤務時間縮減に関連し、イベント・行事・会議等についても、その見直し状況を次回の委員会で検討することとした。
3福利厚生及び労働安全衛生課題に対する労使協働の取組みについて
課題について幅広い意見交換が行なわれた。その中で、これらの課題が外部からチェックされるようなものではなく、単に組織内部の事務として、これまで積極的に取組みが行なわれてこなかったとの指摘がなされた。
また、職員の福利厚生、快適な職場環境の創出のため、会議室等県有施設の活用方策(下記)も議論された。これらの課題も含め、今後、地域・職場労使協働委員会での議論を踏まえ、総務局として支援していくこととなった。
(1)休憩ルームの確保、食堂スペースの活用
(2)庁舎管理規則の確認・見直し
4 当委員会の今後の進め方と枠組みについて
県民局や分会等、各段階での取組みが進む中、労使交渉と労使協議とはきちんと峻別し、労使協働委員会を開催することが必要であると確認された。現在のところ、運営組織など現場に応じた対応が行なわれているが、全国に先駆けた取組みであり、スタンダードとして一定のルール作りをしてゆくことが提案された。
例えば県と組合では収集できる情報も異なり、お互いが機能分担し、補完しあうものであることから、双方で労使協働のあり方を模索しながら、次のとおり、理念の浸透を十分に図った上で、来年5~6月頃、労使協働セミナー(仮称)の開催を検討することとした。
(1)組合:職場回りを通じ周知徹底
(2)総務局:県民局を訪問し所属長を中心に説明・議論