労使協働委員会概要
この度、「労使協働委員会」が設立され、第一回目の委員会が開催されました。
意見交換では、「地域機関・各職場における労使協働の推進について」など4点が、組合から提案され、協議いたしました。
(日時)平成12年5月30日(火)13:30~15:15
(場所)三重県庁3階部長会議室
(参加者)知事、総務局長、総務局次長、政策評価推進課長、職員課長、福利厚生室長
中央執行委員長、同副委員長(3名)、書記長、書記次長
(次第)1知事あいさつ
2委員長あいさつ
3意見交換
4今後の進め方
5共同アピールの朗読
(意見交換概要)
(1)地域機関・各職場における労使協働の推進について
本庁と地域機関との意識格差もあり、例えば率先実行の取組みについて、職場において十分に議論が行なわれず、各職員の理解が深まっていない実態も見受けられる。
本当の意味での取組みにして行くためには、各職場において労使協働での提案や議論が重要であり、そのための環境づくりの必要性が提案された。基本的な方向については合意しており、今後、その具体的な方策について検討し、実行して行く。
(2)年間総労働時間の縮減について
年間総労働時間の縮減取組みに合わせ、サービス残業や、時間外勤務事後承認の実態について報告された。それを受け、県民満足度、職員満足度の向上のため、仕事のあり方やり方の見直しについて議論を行なった。時間外勤務の縮減について、昨年度、協働で取り組んできたところであり、今年度も年間総労働時間の縮減に向けて、協働してこれらの課題に取り組んでいくことを確認した。
(3)メンタルヘルスに対する取組みについて
メンタルヘルスは福利厚生の問題ではなく、極めて重要なマネジメント課題であるとの提言が知事からなされた。
具体的には、今回新たに設置する、復職システムを検討する会において、労使協働で、より良いものに創りあげて行くことを確認した。
(4)管理職評価制度への職員意見の反映について
今回の制度については、制度をつくる過程をオープンにし、議論を重ねてきていることから、今後、職員からのより一層の信頼感を獲得できるよう、問題点等があれば組合からも提起し、より良い評価制度をつくり上げて行く。
(今後の進め方)
(1)2ヶ月に1回程度開催して行く。
(2)勤務条件から政策議論に至る様々な課題について議論を行なう。