この日は、いせしま森林組合が作業を行っている度会町地内の間伐現場で、高性能林業機械の操縦やチェンソーによる伐倒作業を体験しました。
この研修は、高校生を対象に林業の業務体験を通じて、林業職場の理解や関心を高めてもらい、将来の林業就業者の確保につなげていくことを目的に、いせしま森林組合へ3回の研修を委託して実施しています。
今回は、6月14日に続いて第2回目となります。まず、森林組合の作業員から高性能林業機械「ハーベスタ」の説明を受け、あらかじめ伐倒してあったヒノキを玉切りするデモンストレーションを見た後、全員が一人ずつ作業員の指導を受けながらハーベスタを操縦して玉切り作業を行いました。
次に、チェンソーによる伐倒作業について説明を受けました。倒したい方向に受口を作り、その後追口を入れること、その際につるを残すことなど、伐倒作業において注意する点を教えてもらいました。受口は森林組合の作業員に作ってもらいましたが、生徒代表の2名がそれぞれ1本ずつ追口を入れて伐倒しました。
来年1月に予定されている第3回目の研修では、森林作業道の作設体験をすることとなっています。
ハーベスタのデモンストレーションを見た後・・・
一人ずつ教えてもらいながらハーベスタを操縦して・・・
玉切り作業を行いました
次に、チェンソー伐倒での注意事項を聞いた後・・・
チェンソーで追口を入れて伐倒しました