高校生林業職場体験研修事業
平成29年9月22日(金)、三重県立南伊勢高等学校度会校舎の2年生6名が、第2回目となる林業職場を体験しました。当日は、あいにくの雨模様となり、予定していた伐倒や高性能林業機械の操作体験に変え、森林・林業に関する講話や森林施業プランナー業務の一部を体験することとしました。
森林・林業に関する講話では、人工林の管理や森林組合での業務の説明、間伐や森林作業道の必要性などを学びました。
講話を聞いた後、二人一組となり、等高線が図示された図面を用いて、予め設定された森林作業道の縦断勾配などの条件を満たしながら、施業エリアまでのルートを記入しました。
不慣れなこともあってか、生徒から難しいとの声が漏れていましたが、完成した図面を班同士で見合わせたところ、よく似たルートとなり講師を務めた受託者のいせしま森林組合職員からお褒めの言葉をかけられていました。森林作業道のルートが決まった後には、施業エリア内における間伐本数やその材積の計算なども行いました。
最後に、生徒から現場以外での業務内容やその大切さが知れて良かったとの感想が聞かれました。
第3回目は、翌年1月に実施する予定です
◆森林・林業等に関する講話の様子
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◆出来上がった森林作業道のルートを見合わせている様子