三重県が業務委託した株式会社ゼンリン(委託先)の再委託先である株式会社NTTマーケティングアクトProCXが利用するコールセンタシステムの運用保守業務を担うNTTビジネスソリューションズ株式会社の業務従事者が、委託業務で使用した情報を不正に持ち出し、第三者に流出させていた可能性があることが、令和5年10月13日、委託先からの情報提供により判明しました。
しかしながら、その後の警察の捜査において、本県が委託先に提供した情報については、業務従事者が第三者に流出させた事実は確認されませんでしたので、お知らせします。
1.事案の経緯
県が委託先に提供した情報の一部が委託期間中に不正に持ち出され、第三者に流出された可能性があることが、令和5年10月13日、委託先からの報告により判明しました。
しかしながら、その後の警察の捜査において、本県が委託先に提供した情報については、業務従事者が第三者に流出させた事実は確認されなかった旨が、令和6年3月28日、委託先より報告されました。
なお、県が委託した業務の概要は以下のとおりです。
業務名:PCB含有安定器等の保有に関するフォローアップ調査業務委託
委託期間:令和元年11月8日~令和2年3月23日
業務内容:PCB廃棄物及びPCB使用製品の保有状況の調査
※業務の委託にあたり、県は約26,000件の個人情報等を委託先に提供しました。
2.特設コールセンター
本事案のお問い合わせ先として、以下の特設コールセンターが開設されています。
NTTマーケティングアクトProCX NTTビジネスソリューションズ
特設コールセンター
電話番号 0120-220-614
受付時間 9:00~20:00
3.その他
今回の情報の不正流出に関しては、西日本電信電話株式会社、株式会社NTTマーケティングアクトProCX及びNTTビジネスソリューションズ株式会社より、報道発表されています。
お客さま情報の不正持ち出しを踏まえたNTT西日本グループの情報セキュリティ強化に向けた取組みについて|ニュースリリース|NTTビジネスソリューションズ (nttbizsol.jp)