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平成26年03月31日
国際規格ISO
ISOの由来
- ISOは、国際標準化機構(International Organization For Standardization)の略号です。
- ISOは、英語・フランス語・ロシア語を公用語としており、 それぞれの機関名の頭文字を取った場合の混乱を避ける意味もあって、機関名の頭文字ではなく、「相等しい、平等」という意味を表すギリシア語である[isos]から取られたものでです。
- ISOは、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関です。
- ISOは、「物資(商品)及びサービスの国際交換を容易にし、知的、科学的、技術的及び経済的活動分野の協力を助長させるために世界的な標準化及びその関連活動の発展開発を図ること」を目的に、1947年2月23日に発足しました。
- ISOは、電気分野を除くあらゆる分野の標準化を推進する非政府間国際機関であり、その参加は、各国一機関に限られ、世界の130カ国が加盟しています。
電気分野の国際標準化は、IEC(国際電気標準会議)が担当しています。
- 貿易が活発化し、世界のボーダーレス化が進んでいる今日、国ごとに異なる商品やサービスの技術分野の規格を統一することにより、生産の効率化や信頼性の向上、貿易の拡大等に大きな役割を果たしており、商品やサービスの国際的流通を保証する技術的裏付けとしての国際規格の重要性が高まっています。現在までに約1万件に及ぶISO規格が制定されています。
ISO9000シリーズ
- ISO9000シリーズは、品質保証規格であり、1987年に規格化され発行しました。(1994年、2000年、2008年、2015年に改訂)
ISO14001
- 1992年に開催された地球サミットにおける地球環境問題の深刻化に対する認識の深まりを契機にして、環境負荷の継続的な改善を図るシステムの規格化を求める声が高まり、1996年に規格化され発行しました。(2004年、2015年に改訂)
ISO審査認定機関
- 1カ国1機関制度であるため、日本ではJAB(日本適合性認定協会)が担当
- JABだけでは審査認定に対応できないため、代行機関としての審査登録機関を認定し、認証を行っています。
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