平成17年度の取り組み
(1)経営品質マインドの浸透
1 研修の実施
i)幹部職員研修
リーダーシップの発揮とマネジメント能力の向上を目的に、部局長研修、新任室長研修、グループリーダー研修を開催しました。
ii)一般職員研修
本年度からの新事業として、一般職員を対象とした研修会「経営品質オープンセミナー」を2回開催しました。
iii)経営品質推進者研修
経営品質の推進にかかる能力向上のため、推進者等を対象としたスキルアップセミナーを1回開催しました。
iv)外部研修への参加支援
経営品質人材育成プログラム、セルフアセッサー認定更新コース、経営品質協議会月例会、日本経営品質賞報告会等に職員が参加する場合の支援を行いました。
2 「職員一人ひとりの行動基軸」の周知徹底
本年4月1日に、知事から職員に示された「職員一人ひとりの行動基軸」の周知徹底を図りました。
3 メールマガジンWillの定期的発信
経営品質の考え方の浸透を図るため、全職員に向け「メールマガジンWill」を年間を通じて継続配信(46回)しました。
(2)経営品質アセスメントの効果的な活用
所属を単位とした簡易型の経営品質アセスメントの手法を開発し、アセッサー参画のもと本庁部局で試行しました。(総務局は全室、他部局は各1室)
(3)改善活動の推進
1 率先実行取組の着実な展開
みえ行政経営体系の戦略展開の中心的な仕組みであると同時に、経営品質向上活動の推進ツールでもある「率先実行取組」の着実な展開を支援しました。
2 御用聞きの実施
各部局、各県民局を訪問し、推進者の要望・意見を把握して、必要な支援を行うとともに、それぞれの取組内容を把握・整理して、全庁的に情報共有しました。
3 職場のきらり発掘隊による情報発信
新たに、公募によるWG「職場のきらり発掘隊」を編成し、コミュニケーションが良好な職場や地道に改善に取り組む職場のひたむきな実践例を、全庁的に情報発信・共有しました。
4 接遇・サービス提供に関する実態調査の実施
全庁的な接遇・サービス提供に関する現状と課題を把握し、継続的な改善を図るため、本庁及び9総合庁舎において、来庁者アンケートを実施しました。
5 率先実行大賞の選定及び発表会の実施
職員の自主的・創造的な率先実行の取組を讃えることにより、改善活動に対する意欲高揚を図るとともに、取組の優れた発想・ノウハウを共有し、各職場や職員一人ひとりの改善活動に活かすため、「率先実行大賞」を選定するとともに、「率先実行大賞発表会」を実施しました。
6 ISO9000シリーズの運用支援
経営品質向上の有効なツールであるISO9000シリーズを運用する職場に対し、必要なセミナーを開催する等の支援を行いました。
(4)推進体制の充実
1 アセッサー会議の効果的な運営
経営品質推進会議を年9回開催するとともに、三役との意見交換会やアセッサー対象のセミナーなどを組み込みながら推進体制の充実を図りました。
2 推進責任者とアセッサーとの対話による1年間の活動の確認
アセッサーが活動しやすい環境を整えるとともに、推進体制へのアセッサーの積極的な関与と実践を促すため、本年度から全認定セルフアセッサーが年度当初に推進責任者との対話を行い、自らの役割の確認と決意表明を行うこととしました。