平成14年度の取り組み
(1)庁内推進体制の強化
行政経営品質向上活動を推進する基盤を強化するため、平成13年度に整備した推進体制を強化しています。
1 行政経営品質推進責任者会議
(各部局のアセスメント担当総括マネージャー、副局長で構成)
- 副知事が議長に就任することで、全庁的な取組をより強化しました。
2 行政経営品質アセッサー会議(各部局の推進者を中心に構成)
- 推進者の役割を明確化(県全体・部局単位・マネジメント単位それぞれの行政経営品質の向上)することで、これまで以上に改善活動に注力した議論を行いました。
(2)各部局の取組と部局間相互アセスメントの実施
各部局では引き続き、改善活動を継続しています。
また、継続的改善の「要(カナメ)」と考えている部局間相互アセスメントは、効果的な改善活動につながるよう平成14年度はその実施時期を7月~11月に繰り上げました。
その主な理由は、
1.アセスメント結果を次年度の経営資源配分に反映する
2.年度後半の改善活動強化のポイントを抽出する
の2点です。
<部局間相互アセスメント体制図>
(3)マネジメント単位での取組
各チームのマネージャーは、行政経営品質マネージャー研修を受講しました。この研修の目的は、行政経営品質の考え方の中から職場マネジメントに活かせるポイントをつかむことと、昨年度に引き続き実施する「簡易アセスメントシート」の活用方法の習得の2点です。
「簡易アセスメントシート」による自己評価で得られた「気づき」については、「率先実行取組」などの内部マネジメントツールの進捗管理に役立てるなどの活用方法のほか、各部局推進者を中心に職場内で行政経営品質の考え方を浸透させるための取組を行いました。
(4)職員研修会・勉強会
平成13年度と同様に、行政経営品質の考え方が定着するよう研修会・勉強会を実施しました。
- 部局長リーダーシップ研修、行政経営品質向上活動全員研修等
そのほか、各部局単位ではリッツカールトン大阪のビデオを用いた勉強会や独自の研修会、また政策開発研修センターにおいても行政経営品質に関連する様々な研修会・勉強会を実施しました。