『「公的関与の考え方」に基づく事務事業の見直し結果』において継続することとした事業に係る現在の取り組み状況
部局名 総合企画局
(単位:千円)
事業名 | 平成9年度 決算 |
平成10年度 現計予算 (9月補正後) |
考え方 (H.10年3月現在) |
現在の 取り組み状況 |
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関係団体負担金 (尾崎行雄記念財団負担金) |
500 | 500 | 財団が参政意識の高揚や 民主政治の発展に寄与する啓蒙活動の強化を図るよう県から提言等を行うこととし、継続する。 |
平成10年度より、これまで都内のみで開催さ
れていた年間5回のシンポジウム(政治・経済・社会的情報を市民に広く提供し、有識者としての意識や知識の向上を促すことを目的としたもの)のうち2回を地方で開催することとなった。 地方シンポジウムの第1回が伊勢市(10月16日 )で開催される予定である。 |
発明協会三重県支部事業費補助金 | 243 | 216 | 補助対象を見直して継続 する。 | これまでは同協会が主催する「三重県発明くふう展」の運営に対し補助をしていたが、平成10年度より、児童・生徒の発明に関する表彰等の事業に対し補助することとした。 |
巡回等技術指導事業費(基礎技術の指導) | 1,160 | - | 高付加価値が望める高度な技術指導に限定して継続する。 | 平成10年度から事業を廃止し、高付加価値が望める高度な技術指導は試験研究指導費において行うこととした。 |
試験場留学研修事業費 | 2,365 | 2,073 | 研修内容を高度な技術指 導に限定するとともに、企業の負担を見直し継続する | マイクロマシンの情報機器に入力装置への応用など技術開発要素のある研修、新製品・新技術の開発を目的とした研修を実施することとした。また、従来研修費用の3/5 であった企業負担を平成10年度から4/5 に見直した。 |
試験研究指導費 〔工技センタ-〕 〔現:工業技術総合研究所〕 (基礎技術の指導) |
308 | 1,003 | 高付加価値等が望める高 度な技術指導に限定して継続する。 | 技術指導項目を定め、HACCP 導入、電磁波対策など付加価値を高める研究開発、技術開発をめざす企業等に対し技術指導を行うこととした。 |
特許情報管理整備事業費 | 691 | 691 | 国の事業を補完するため 閲覧事業等の効率化、合理化をさらに進めることとして継続する。 |
国において新たな情報提供施策が検討されてい
ることから、この動向を見極め、合理的な情報提供等の手法を検討する。 また、平成10年度から特許流通アドバイザ- (国からの派遣)を導入し、効率的な特許情報提供事業を実施している。 |
試験研究指導費 〔金属試験場〕 〔現:工業総合研究所金属センタ-〕 (基礎技術の指導) (依頼試験) |
1,863 | 1,313 | 研修内容を高度な技術指 導に限定して継続する。ただし、依頼試験は平成 13年度に廃止する。 | 技術指導項目を定め、ねずみ鋳鉄の高強度化・ 高付加価値化、資源リサイクル技術の開発など付加価値を高める研究開発、技術開発をめざす企業等に対し技術指導を行うこととした。 |
試験研究指導費 〔窯業試験場〕 〔現:工業総合研究所窯業センタ-〕 (基礎技術の指導)(依頼試験) |
722 | 735 | 研修内容を高度な技術指 導に限定して継続する。ただし、依頼試験は平成 13年度に廃止する。 | 技術指導項目を定め、アルミナセラミックス膜 の製造技術、高強度軽量コンクリ-ト新製品開発など付加価値を高める研究開発、技術開発をめざす企業等に対し技術指導を行うこととした。 |
農業県単試験研究費 | 43,167 | 33,808 | 研究課題を高度な技術や リスクが大きいものに限定して継続する。受託研究は必要最小限な ものに限定して継続する。 |
課題の選定は研究推進会議で行い、新品種開発
や環境保全型農業技術の開発等、高度な技術やリスクの大きい課題に限定して研究を実施することとすした。 受託研究については、日本植物防疫協会、日本植物調節剤研究協会および日本土壌協会等からの委託課題のうち、農薬取締法等に基づくもので、かつ本県の気象・作型、全国的生産シェアや環境保全型農業等を勘案したうえで研究することとした。 |
畜産試験研究費 | 24,740 | 17,927 | 研究課題を高度な技術や リスクが大きいものに限定して継続する。 | 課題の選定は研究推進会議で行い、食品安全性 の確保や機能性の追求、クロ-ン技術につながる研究など、高度な技術やリスクの大きな課題について研究することとした。 |
茶種苗事業費 | 189 | 170 | 原々種ほ場の供給体制の 整備に必要な機関に限定して継続する。 |
これまで、県が茶の種苗を提供してきた業者と
協議し、業者が所有するほ場内に原々種の苗を植栽させた。 このことから、平成15年を目途に県育成品種 以外の「やぶきた」等の品種は廃止する。 |
県単試験研究費 (林業技術センター) |
3,050 | 1,250 | 研究課題を高度な技術や リスクが大きいものに限定して継続する。 | 課題の選定は研究推進会議で行い、スギ花粉対 策に向けた新品種の開発など、高度な技術やリスクが大きい課題に限定して研究を実施することとした。 |
県単試験研究費 (水産技術センター) |
27,473 | 18,610 | 研究課題を高度な技術や リスクが大きいものに限定して継続する。受託研究は必要最小限な ものに限定して継続する。 |
課題の選定は研究推進会議で行い、アワビ資源の回復を目的とした栽培漁業技術に関する研究など、高度な技術やリスクの大きいものに限定して研究を実施することとした。 受託研究については、試験研究課題と深い関連性を持ち、研究機関として実施すべきと判断される課題に限定して実施することとした。 |