別紙7
職員の育成2
民間経験者の別枠採用制度の導入
1 改革の方向
民間等での高度な専門的知識や多様な社会経験を有する人材を確保することにより、多様化、複雑化する行政需要に迅速かつ的確に対処するとともに、職員の意識啓発や組織の活性化に資する。
〔参考〕
(1)現行競争試験制度の受験資格
(上級) 採用時年齢 22歳以上30歳未満
(中級) 採用時年齢 20歳以上28歳未満
(初級) 採用時年齢 18歳以上22歳未満
(2)上級試験採用者の採用時年齢構成(過去5か年平均)
(事務) 22歳~25歳 91.7% 26歳~29歳 8.3%
(技術) 22歳~25歳 87.6% 26歳~29歳 12.4%
2 今後の具体的な対応
公務内の養成では得られない民間等での多様な経験を有する人材の確保を図るため、新たな試験制度の導入を検討する。
〔民間経験者の別枠採用試験制度概要(案)〕
(1)試験の目的
民間企業等において一定以上の経験を有する者の採用を図ることにより、多様な人材の登用を推進し、組織の活性化を図る。
また、雇用環境を取り巻く雇用の流動化への対応を図るとともに、県外で活躍する者のUターン就職の促進を図る。
(2)受験資格
民間企業等において一定以上の経験を有し、かつ採用時の年齢が30歳以上35歳未満程度