伊賀森林組合の作業員の方を講師に迎え、風倒木や斜面崩壊などにより渓流に堆積した流木を処理する方法を学ぶ講習会を開催しました。前日からの雨により渓流が増水しており、また足元が滑りやすくなっていたため、安全な場所のみでの作業となりましたが、講師から重なった木の伐る順番や伐った際に木が跳ね上がる可能性があるので少しずつ伐りながら張力を弱めるなど安全な作業方法を教えてもらいながら、参加者全員で伐木・搬出を行いました。
講師によるデモンストレーション①
(河原に寝ている木を伐るときはソーチェーンを石に当てないように注意しましょう)
今回はロープウインチを使いましたが、伐った木を出すためにはどうロープを張るか教えてもらいました
トビをうまく使うと障害物に引っかからずに搬出できます
講師によるデモンストレーション②
(渓流を跨いでいる木を伐るときは、張力に気を付けて先端から少しずつ伐っていきましょう)
処理する順番を間違うと危険なので、どの木のどの辺りを伐るかを教えてもらいながら伐りました
伐った木をロープウインチを使って渓流から搬出しました
参加者全員で渓流内の木を林道沿いまで搬出しました