水稲育苗後ハウスの有効活用のためのメロン栽培の動き
伊賀管内では、水稲育苗後のハウスの有効活用として、今年からメロン栽培を始める生産者が増えています。
伊賀市長田では、昨年からメロンを栽培している生産者の呼びかけにより、新たに10名が、今年からメロン栽培をすることになりました。初めての方がほとんどであるため、まずは、メロン栽培の流れについて研修会を行いました。今後、会の名前も決めることになっており、本格的に部会としてスタートすることになりそうです。普及としても、今後は、栽培のポイントごとに現地栽培講習会を行っていく予定です。
伊賀市阿山においても、5名の生産者が、今年からメロン栽培を始めます。こちらは、4月上旬にJAみえきた(四日市北部温室)へ隔離ベット栽培の視察に行きました。伊賀では、これを参考にして、肥料袋を用いた栽培に取り組む予定です。また、販売先としては、JAいがほくぶでは、直売所の新設を予定しており、そこの目玉商品としてメロンを!という声があがっています。
他にも、JA伊賀南部管内の名張市美旗では、以前からメロン栽培が行われており、活性化プランにもとづいて熱心な取り組みがされています。昨年には、「美旗メロン」として地域団体商標登録を取得しています。美旗メロンに続いて、長田メロン、阿山メロンとなり、新たな産地となるように、普及としても研修会等、支援を行っていきたいと考えています。