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地形は、布引山脈および笠置、室生山系といづれも海抜 400 ~ 500m の山地に囲まれた内陸盆地で年間平均気温は摂氏 13 度前後で、気温較差が大きい地域です。年間降雨量は、1,200mm ~ 1,500mm で比較的少なくなっています。 伊賀地域は米作のほか肉牛、酪農等の畜産、野菜、花木、ブドウ等が急速に進展して主産地としての地位をかためつつありますが、機械化体系流通機構の未整備のため恵まれた立地条件を最大限に発揮し得ない状況にあるといえます。
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(1)事業の目的 伊賀地域の生産団地の育成助成を図り、生産性の高い農業振興を図るため、農産物の流通の合理化、農業施設の広域的利用と生産環境の近代化を図り、併せて地域の利便性の向上を図るため、地域の農地を対象に広域営農団地整備計画を策定しました。 広域農道整備事業 伊賀地区(通称「伊賀コリドールロード」)は、地域の農地を結び、各営農団地、農業施設を有機的に連絡させるため、その整備計画に位置づけられた基幹となる道路 91 km (うち農道区間 43 km)の整備を行うため、昭和 61 年度から開始しました。 また、この道路整備では農道の新設区間ばかりではなく、既設農道の改良や、国・県・市町村道を有機的に組み合わせて計画しており、地域の一体的な発展を図ることをねらいとしています。 (2)計画概要
総延長90,825m ― 農林 43,045 m ― 第1期 10,731 m 第2期 16,984 m(上之庄地区を含む) 第3期 10,829 m ふるさと農道 4,501 m(青山地区) 建設 47,780 m ― 第1期 17,530 m 第2期 16,000 m 第3期 14,250 m
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ロ) 計画交通量及び道路の区分と設計速度