森林には、きれいな水を貯える機能や地球温暖化の防止、県土の保全、癒しや健康増進など、私たちが健康で快適な生活を送るために欠かすことのできない大切な働きがあります。
しかし、山村地域の過疎化や林業の不振などにより手入れが不足した荒廃森林が増えています。異常気象が増加していることも考え合わせると、自然災害の発生リスクが高まっていると考えられます。
そこで三重県では、「災害に強い森林づくり」と「県民全体で森林を支える社会づくり」を進めるため、「みえ森と緑の県民税」を平成26年4月1日から導入しました。県は「災害緩衝林整備事業」等を実施し、流木や土砂が流下しにくい、「災害に強い森林づくり」を進めています。
また、「災害に強い森林づくり」と「県民全体で森林を支える社会づくり」を推進するという「みえ森と緑の県民税」の趣旨に則って、市町が地域の実情に応じて創意工夫した森林づくりの施策を展開しています。
これらの取組みを県民の皆さんにお知らせするため、その概要を取りまとめたパネルの展示を下記のとおり行っていますので、伊賀庁舎にお越しの際は是非お立ち寄りください。
伊賀市、名張市においても、令和5年2月以降に各市庁舎で「みえ森と緑の県民税」の取組みに関するパネル展示を行う予定です。
1.日時 令和5年1月16日(月)~1月31日(火) 8時30分~17時 (平日のみ)
2.場所 三重県伊賀庁舎 2階 県民ホール(伊賀市四十九町2802番地)
「みえ森と緑の県民税」パネル展示の様子