1 概要
平成29年12月15日(金)、平成29年度第2回道徳教育推進委員会を開催し、桑名市立星見ヶ丘小学
校の授業を参観するとともに、「今求められる道徳科の授業」について協議しました。
2 参観授業
教材名「赤いお守り」(3年)
内容項目:B 友情・信頼
3 協 議
「今求められる道徳科の授業」について
【主な意見】
・子どもたちが互いに意見を出し合えることなど、学習環境を整えることが大切である。
・学校全体で授業規律など基礎的なことから取り組む姿勢が、子どもたちと教師とのよい関係に表れる。
・道徳は「自分が、自分に、自分を問う」という活動である。教材の中に答えがないところが国語の読み取
りとは異なる。
・教師が、子どもたちの中から異なる意見を取り上げて、周りの子に「この意見についてどう思うか」と聞
くことで対話的な活動は生まれる。教師が話してばかりでは対話的な活動は生まれない。
・教師は、教えたいことをしっかりと持ちつつ、臨機応変に子どもたちの意見を汲みとった授業をしていく
ことで、押しつけでない道徳の授業ができる。
・道徳科の授業は、子どもたちに豊かな心を育むために非常に効果が高い。道徳心は自然に身につくもので
はなく、目的をもって教えることで身につくものである。教師が日々地道に研修を続け指導力を高めるこ
とが、子どもたちの力につながっていく。
・今日の授業から「幼稚園は毎日が道徳教育である」と改めて思う。子どもの言葉をどう受け止め、どう返
すか。幼児期からしっかりと取り組まなくてはならない。
・道徳科の授業で、どのように評価を行うか研修を深めることで、授業の指導方法が見つかり、また、保護
者に対しては、通知表を通して、子どもの成長に対する理解につなげることができる。
資料