県内の中学生を対象とした「第4回科学の甲子園ジュニア三重県予選大会」が、8月6日(土)に三重県総合教育センターで開催されました。
この大会で総合成績上位2チームは合同チームを編成し、12月2日(金)~4日(日)にBunB(ブンブ)東京スポーツ文化館(江東区)で開催される「第4回科学の甲子園ジュニア全国大会」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構)の三重県代表として参加します。
1 大会結果
<総合成績> 優 勝 暁中学校Aチーム
準優勝 三重大学教育学部附属中学校Aチーム
第3位 桜丘中学校Aチーム
<筆記競技> 優 勝 暁中学校Aチーム
準優勝 鈴鹿中学校Aチーム
第3位 暁中学校Dチーム
<実技競技> 優 勝 三重中学校Cチーム
準優勝 暁中学校Aチーム
第3位 桜丘中学校Aチーム
<審査員特別賞>
アッピン賞 暁中学校Dチーム
セントヨゼフ女子学園中学校Aチーム
※科学に関心のある女子の積極的な参加に期待を込めて、女子が2名以上含まれるチームのう
ち、最も成績の高かったチーム
みえびぃ賞 四日市市立三重平中学校Aチーム
大台町立大台中学校Bチーム
※審査員の印象に残ったチーム
中理研賞 三重大学教育学部附属中学校Aチーム
鈴鹿中学校Dチーム
※科学的な思考を活用し、大いに健闘したチーム
グッドデザイン賞 名張市立桔梗が丘中学校チーム
三重大学教育学部附属中学校Bチーム
※実技競技でデザインに優れたチーム
伊勢志摩サミット賞 志摩市立磯部中学校Aチーム
津市立橋北中学校チーム
※協力して取り組み、大いに検討したチーム
※総合成績は、筆記競技(100点×3問)及び実技競技(300点)の合計得点(600点満点)
で決定。
2 参加校 27校51チーム(中学校1、2年生対象)、参加人数151名
四日市市立三重平中学校、四日市市立港中学校、 四日市市立中部中学校
四日市市立富田中学校、四日市市立山手中学校、津市立橋北中学校
津市立久居東中学校、松阪市立久保中学校、多気町立勢和中学校
大台町立大台中学校、伊勢市立小俣中学校、伊勢市立倉田山中学校
伊勢市立五十鈴中学校、志摩市立磯部中学校、名張市立桔梗が丘中学校
名張市立北中学校、伊賀市立緑ヶ丘中学校、尾鷲市立尾鷲中学校
三重大学教育学部附属中学校、津田学園中学校、暁中学校、海星中学校
鈴鹿中学校、セントヨゼフ女子学園中学校、三重中学校、皇學館中学校
桜丘中学校
(参考)昨年度の参加状況 24校42チーム、参加人数126名
3 大会概要
○目的・中学生が、理科・数学等における複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、科学の
楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を
実感できる場を提供する。
・科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性を育成する。
〇主催:三重県教育委員会 後援:国立研究開発法人科学技術振興機構
協力:三重県中学校理科教育研究会、三重大学CSTサポート室
○日時:平成28年8月6日(土)10時~16時(於:三重県総合教育センター)
〇実施状況:本大会には、昨年度を上回る多くの参加者があり、参加者からは、「いろんな学校の人た
ちと、チームで力を合わせて競い合うのがとても楽しかった。」「学校で習うことだけでな
く、自ら学習して、幅広い分野を勉強しようと思った。」といった声も聞かれ、盛況の中で
大会を終えることができた。また、表彰式では、伊勢志摩サミット賞を新たに設け、子ども
たちの健闘を讃えた。
4 競技概要
チームメンバーで役割分担や相談をしながら、理数分野の諸課題に取り組む。単なる知識量だけで
なく、チームワークやコミュニケーション能力、問題文中のヒントをどう生かして課題解決につなげ
られるかといった論理的思考力や活用力、ものづくり能力など、チームとしての総合力が問われる。
<筆記競技(50分)>、<実技競技(70分)>
5 今後の取組
県教育委員会としては、これを機に理数教育への関心を高めるとともに、挑戦する気持ちや自信を
一層育てるため、以下の対応をしてまいります。
・全国大会に向けて、県代表チームのモチベーション向上や連携強化の研修実施
・8月21日(日)から始まる「地学オリンピック三重大会」の紹介
・10月30日(日)に開催される高校版「科学の甲子園」県予選の視察
・本大会参加者数の増加に対応する、次年度以降の開催会場の確保等