三重県では、「三重県環境基本計画」(令和2年3月策定)を踏まえ、環境教育の実践活動として、県内の小学校児童が家庭における省エネルギー等の取組を通じて環境への関心を高める「みえこどもエコ活動」に取り組むことを促進しています。
また、「みえこどもエコ活動」を企業のCSRや地域環境コミュニケーションとして実施することによって、学校と企業、行政をつなぎ、地域の環境保全活動・環境教育を促進します。
児童が環境教育の実践活動として取り組み、それを県が評価し、児童一人ひとりに返却することで、「気づき」を引き出し環境意識の向上を図るのがこの取組の特徴です。
みえこどもエコ活動2週間のステップ
(1) 企業は、小学校で、児童(4・5年生を対象)にワークブックを配付します。(2) 児童は、ワークブックに従い、最初の1週間、家庭の「電力消費量」「ゴミの排出量」に
ついて、現状のデータを記録します。
(3) 「どうしたら消費を減らせるか、ゴミを減らせるか」について、児童が家族のリーダーと
なり『考え』『作戦を立て』実行します。
(4) 次の1週間、家族で協力しながら作戦を実行し、そのデータを記録します。
(5) 作戦実行前のデータと実行後のデータを比較し、作戦を通して思ったこと感じたこと等を
まとめ、「チェックシート」に記入します。
(6) 企業は、児童が完成させた「チェックシート」をもとに、数値をデータ一覧表にまとめま
す。
(7) 県が企業から提出いただいた表をもとに、評価書と表彰状を作成し、企業を通じて、
児童一人ひとりに返却します