経済産業省、環境省、農林水産省、外務省では、本年5月26日、27日に開催されたG7伊勢志摩サミットに伴う温室効果ガスの排出量について、カーボン・オフセット(排出量の埋め合わせ)を実施しました。G7伊勢志摩サミットでは、首脳や関係者の会場までの移動及び宿泊、会場運営等に伴い26,050tーCO2の温室効果ガスが排出されました。これを、国内の法人及び自治体計111者から提供されたクレジット及び政府が保有するクレジットによって埋め合わせられました。
なお、 G7サミットにおいて、法人や自治体の協力を得てカーボン・オフセットを実施したことは初めての試みとのことです。
三重県はこの取組に賛同し、自ら保有しているクレジット148tーCO2を全量提供しました。このことから、G7伊勢志摩サミットカーボン・オフセットに協力した法人及び自治体のひとつとして経済産業省、環境省、農林水産省から感謝状が送付されました。
※カーボン・オフセットとは
日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。