ラウンドアバウトの試行運用について
ラウンドアバウトとは
ラウンドアバウトとは、交差点内の交通事故対策として注目されている信号機のない円形の交差点です。ラウンドアバウトでは、左折して交差点に入り、中央島という交差点中央の円に沿って車が時計回りに走行します。
ラウンドアバウト交差点では、交差点内を回って走る車が優先となります。
ラウンドアバウト導入のメリット
ラウンドアバウト交差点では、環道内での車の速度が低下するため、大きな事故が起きにくくなります。また、ラウンドアバウトは、信号機の設置が不要であるため、災害時に信号が停電した場合でも通行を確保することができます。
試行運用の終了
三重県は、県内でのラウンドアバウトの導入に向け、伊賀市役所本庁舎前の交差点において、平成31年3月4日(月)から令和元年6月1日(土)までの90日間、試行運用を実施し、その効果を検証しました。試行運用中はご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
なお、現在は、伊賀市がラウンドアバウトの運用を引き継ぎ、本格導入の検討を行っていますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
試行運用の概要やラウンドアバウトの通行ルールなどについては、以下のPDFをご覧ください。
試行運用リーフレットはこちら
交差点通行にあたっての注意点
ラウンドアバウト運用中、交差点の通行ができない車両がありますので、ご注意ください。車両の長さが12mを超えるようなセミトレーラは通行できません。
また、12m程度の大型トラックは、南北方向の直進のみ通行可能で、右折や左折はできません。
対象となる車両は、国道422号を利用するなど、迂回をお願いします。
8トントラックまでの車両は、全方向通行可能ですので、通行ルールに従い、安全運転で通行してください。
ご迷惑をお掛けしますが、引き続きご協力をお願いします。
※通行規制については、予告看板の設置やチラシの配布により、ドライバーの皆さんへ事前に周知させていただいております。
試行運用の結果について
ラウンドアバウト導入による効果を検証するため、試行運用中に交通状況調査やアンケート調査を実施しました。調査結果については、以下のPDFをご覧ください。試行運用の結果はこちら