三重県は、「あったかいDX」第7弾の取組として、三重県のデジタル社会の未来についてインタビューやワークショップを通じて県民の皆さんと一緒に考え、意見やアイデアを未来像として取りまとめた「三重県 デジタル社会の未来像」を公表しました。
また、「三重県 デジタル社会の未来像」策定のプロセスや県内のDX事例などを収録した動画「はじまる はじめる みえのDX ~ みんなでつくるデジタル社会 ~」も同時に公開しました。
はじまる はじめる みえのDX ~ みんなでつくるデジタル社会 ~
「あったかいDX」の推進
三重県では、2021年4月1日に最高デジタル責任者とデジタル社会推進局を設置することによりデジタル社会推進体制を整備して、デジタル社会形成の方向性として「誰もが住みたい場所に住み続けられる三重県」を掲げ、ジェンダー平等を含んだ多様性や包摂に基づく「寛容な社会」を前提条件として、県民の皆さんの心豊かな暮らしと地域の持続可能性を目指し、みんなの想いを実現する「あったかいDX」を推進しています。「三重県 デジタル社会の未来像」
「三重県 デジタル社会の未来像」は、「デジタルを活用して、どんな社会を目指したいのか」ではなく、「どんな社会を目指して、デジタルを活用するのか」という発想をもとにバックキャスティング手法*を用い、「みえDX未来インタビュー」や「みえDX未来ワークショップ」を通じて、2050年に向けたデジタル社会の未来の姿について対話形式で考え、県民の皆さんと一緒に描きました。*ありたい姿から逆算して実現手段を考える手法(制約なく自由な発想で思考をすることが可能)
※バックキャスティング手法:イメージ
「三重県 デジタル社会の未来像」では、県民の皆さんの意見やアイデアをもとに、2050年のデジタル社会の未来の姿を「県民の皆さんの生活」を中心として「県民の皆さんと社会」「社会の構造」「三重県の魅力」と合わせた4つのカテゴリーに分類し、それぞれ「デジタル社会の未来像」と「デジタル活用の主な観点」を取りまとめています。
「みえDX未来インタビュー」や「みえDX未来ワークショップ」では、2050 年に向けて世界で起こりうる課題や大きな変革などの状況について紹介した「みえDX未来動画2050」を視聴していただくことにより、県民の皆さん同士の目線を合わせた活発な対話が可能となりました。
三重県 デジタル社会の未来像
「はじまる はじめる みえのDX ~ みんなでつくるデジタル社会 ~」
この動画では、県民の皆さんがデジタル社会の未来像について対話をしている様子や、県内で取り組まれているDX事例を紹介しています。「はじまる はじめる みえのDX ~ みんなでつくるデジタル社会 ~」
「みえDX未来動画 2050」(対話用動画)
この動画では、様々なデータから予測される未来の要素として、3つの視点「わたしたちが直面する課題」「DXがもたらす社会や暮らしの変化」「テクノロジーの進化による未来の可能性」をまとめ、紹介しています。みえDX未来動画 2050 (対話用動画)
デジタル社会形成に向けた対話・ワークショップなどに、ご活用ください!
「三重県 デジタル社会の未来像」や各動画は、県民の皆さん、県内事業者、各市町などで、デジタル社会形成に向けた対話やワークショップを行うなど、DXの推進に関する取組のためにご活用いただくことが可能です。ご活用にあたり、利用申請などは必要ありません。(活用時には「みえDXセンター」(dxcenter@pref.mie.lg.jp)までご一報いただけると助かります)。
また、「三重県 デジタル社会の未来像」や各動画を活用した講演やワークショップなどをご希望の場合は、「みえDXセンター」までご相談ください。