しごとのDX
2-2 スマート農業・林業・水産業のDXの推進
農林水産部
めざす姿
農林水産事業者において、AI等のICTを活用したスマート技術の導入が進展し、作業の省力化や生産性の向上が進むことで、収入の確保·向上と働きやすい労働環境の整備が図られ、新規就業者など従事者の確保および定着につながっている。
現状と課題
- 農業において、法人化や農地集積により経営規模の拡大が進む一方で、中小家族経営の農家における高齢化が進行しており、労働力の不足が見込まれることから、県産農畜産物の供給量の減少が懸念されている。
- 林業および森林づくりにおいて、森林資源の大半が利用期を迎える一方で、木材需要や林業従事者の減少により、適正な管理が行われない森林が増加することで、森林の有する公益的機能の低下が懸念されている。
- 水産業において、漁業従事者の減少や高齢化に加え、気候変動による海洋環境の変化や水産資源の低迷など厳しい情勢が続いており、水産物の供給量の減少が懸念されている。
取組概要
- スマート技術の導入による作業の省力化や生産性の向上の推進
具体的な取組
- 農業生産性の向上を図るためスマート技術の現場実装を推進
- スマート農業に適したほ場の大区画化や農業用パイプライン化など生産基盤の整備·保全管理の計画的な推進
- スマート技術を活用した森林施業の効率化、効率的な林業生産活動のための林道等生産基盤の整備の推進
- 海洋環境のモニタリングやAI等のICTを活用した養殖生産管理、漁獲情報のデジタル化など、スマート技術の現場実装の推進
実施
取組内容/目標項目
スマート技術の現場実装
現状値(2022年) | 目標値(2026年)又は実施スケジュール | |
スマート技術の導入による作業の省力化や生産性の向上の推進 |