暮らしのDX
1-2-3 デジタルを活用した安全・安心の確保
子ども・福祉部
めざす姿
虐待被害から子どものかけがえのない命や尊厳を守るため、地域社会全体の児童虐待防止に対する理解が広がり、児童虐待の未然防止や早期発見・早期対応が進んでいる。
現状と課題
- 県内の児童虐待相談対応件数は依然として2,000件を超えて推移しており、今後も面前DVなどの心理的虐待、子育ての悩み等に関する相談の増加や、相談内容のさらなる多様化·複雑化が想定されている。子どもの安全を最優先に、適切な一時保護の実施や見守り体制の強化に取り組むため、市町や警察等の関係機関との連携の充実を図り、児童虐待の対応力の強化などに取り組む必要がある。
取組概要
- 児童相談所における対応力強化のため、児童福祉司、児童心理司などの専門職の増員や人材育成に取り組むとともに、AI技術等のツールを活用し、リスクマネジメントのさらなる精度向上を図る。また、地域での児童虐待の未然防止や早期発見·対応のため、要保護児童対策地域協議会における調整機能を強化し、子育て支援機関との一層の連携を図るとともに、こども家庭センターの整備や人材育成など、市町の体制強化を支援する。
具体的な取組
- 児童福祉司、児童心理司などの専門職の増員や人材育成
- AI技術等のツールを活用した職員の専門性の向上や意思決定の迅速化、業務効率化への支援
- 市町の児童相談対応力強化に対する支援
- こども家庭センターの設置を見据えた市町における子ども家庭総合支援拠点の設置運営を促進するための研修会開催やアドバイザー派遣·助言
取組内容/目標項目
児童虐待により死亡した児童数
現状値(2022年) | 目標値(2026年)又は実施スケジュール | |
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