【Hello!とうけい】vol.204「さらに進んだ漁業経営体の減少と高齢化」
平成25年11月1日を基準日として実施しました、「2013年漁業センサス」の調査結果(概数値)についてご紹介します。
この統計調査は、5年ごとに行われており、今回で13回目になります。
三重県の海で漁業や養殖業を行っている世帯・事業所数(漁業経営体数)は4,118経営体となっており、平成20年に実施した前回の調査に比べ、1,037経営体(20.1%)減少となり、年を追うごとに減少しています。
なお、全国値をみると前回の調査に比べ17.9%の減少となっており、三重県の減少率は全国より高くなっています。
漁業経営体総数の推移 単位:経営体
次に漁業就業者数ですが、前回の調査では9,947人就業していましたが、今回の調査では7,791人となり、21.7%減少しました。
年齢別構成では60~74歳が41.1%、75歳以上が20.6%と60歳以上の人が6割を超え、漁業全体の高齢化が進んでいることが窺えます。
「2013年漁業センサス」の調査結果(概数値)は、農林水産省のホームページをご覧ください。
また、「2013年漁業センサス」の調査結果の確報値は、平成27年3月末までには公表予定となっていますので、今しばらくお待ちください。
三重県の様々な統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.205は、平成26年12月24日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!