【Hello!とうけい】vol.198 三重の海山の幸は
三重県は、「海山の幸」に恵まれていることから、古(いにしえ)より「美し国(うましくに)」と呼ばれ、「海山の幸」を朝廷や神宮に奉納してきました。
今回は三重の「海山の幸」について、農林水産業の視点から紹介します。
三重県の農林水産業を産出額ベースで見ますと、農業が1,122億円(全国29位)、林業が55億円(全国24位)、漁業が490億円(全国8位)となっており、産出額ベースでは、漁業以外は全国の中で中位となっています。
しかし、三重県は全体的に温暖な気候に恵まれたうえ、南北に長い海岸線や緑豊かな原生林、更には日中の寒暖差が大きな盆地など、多彩な性格の地形を有しており、それぞれの土地の特性を活かした農林水産業が営まれており、生産量や出荷量、漁獲量等が日本一になっている品目がたくさんあります。
一例を挙げますと、さつき・つつじの出荷量、なばなの生産量、伊勢えびの漁獲量、ばらのりの収穫量、いかなご・こうなごの生産量が日本一となっています。
まだまだ、たくさんの日本一がありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
また、農林産物や水産物を含む「三重県の日本一」や、三重県に関する様々な統計情報は、三重県のホームページにある、統計情報「みえDataBox」 /DATABOX/index.htm で、ご覧いただけますので、興味のある方はぜひアクセスしてください。
次回のHello!とうけい♪vol.199は、平成26年6月25日(水曜日)掲載予定です。
お楽しみに!