【Hello!とうけい】vol.193 地元で愛される「特産品」
全国各地に「特産品」といわれる食品(材)がたくさんあります。
これらは、長年にわたって地元で愛され、地元の人々に多く買われ、その後、全国に普及拡大していった食品(材)ということができます。
総務省統計局「家計調査」の中で、品目別に全国51都市(県庁所在地及び川崎市、浜松市、堺市、北九州市)の一世帯当たりの年間支出金額をランキングにしたものがあります。
このランキング表を見ると、多くの人がその食品(材)から連想する都市が、やはり支出金額全国1位になっているケースがたくさんあります。(下表参照)
以上のように、これらの食品(材)が今でも地元で愛され、多く消費されていることがお解りいただけたでしょうか。
ちなみに、津市でも「魚介のつくだ煮」が1位となっており、全国平均の約2倍弱の金額を支出しています。
「魚介のつくだ煮」には、県内の特産品である桑名の「しぐれ蛤」も含まれているものの、他にも「あさり」などの貝類・「いかなご、こうなご」などの小魚を使ったつくだ煮のように多くの種類があることから、全国の人に「魚介のつくだ煮」から津市(または三重県)を連想してもらえるような状況になるには、まだ少し難しいかも知れません。
しかし、津市民(または三重県民)にこのような「魚介類を使ったつくだ煮」の味が、以前から愛され続けていることは確かなようです。
なお、詳細につきましては総務省統計局のホームページ
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htmをご覧ください。
三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.194は、平成26年1月22日(水曜日)掲載予定です。
お楽しみに!