【Hello!とうけい】vol.191 平成24年における就業状態
平成25年7月に公表されました平成24年就業構造基本調査結果の一部を紹介いたします。
国勢調査や労働力調査が月末1週間の就業・不就業の状態を把握しているのに対し、この調査では、ふだんの就業・不就業の状態を把握しています。
職業に就いている人のことを「有業者」といい、日本全国で約6,442万人おり、5年前に比べ約155万人減少しています。15歳以上人口のうちの有業者の割合である「有業率」は、全体では58.1%となっています。
なお、三重県における有業率は59.0%で、平成19年と比べ、1.7ポイント低下しました。男女別にみると、男性は69.5%、女性は49.2%で、平成19年に比べそれぞれ3.3ポイント、0.2ポイント低下しています。
会社員、団体職員、公務員、個人商店の従業員など、会社、団体、個人、官公庁、個人商店などに雇われている人を「雇用者」といいます。
「雇用者(役員を除く)」について、雇用形態別割合をみると、平成19年では全国平均で35.5%であった非正規就業者の割合が平成24年では38.2%と増加し、かつ、すべての都道府県で増加しています。
三重県においても次のグラフのように平成19年には36.2%であったものが平成24年には38.6%と増加し続けており、全国38.2%を上回っています。
ただし、平成24年の若年者(15歳~34歳)についてみると「非正規の職員・従業員」の割合が三重県は29.5%と、富山県(27.1%)、福井県(27.4%)に次いで全国3番目に低くなっています。
なお、詳細につきましては総務省統計局のホームページhttp://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htmをご覧ください。
三重県の統計情報は「みえDataBox」 /DATABOX/ でご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol192は、11月27日(水曜日)掲載予・閧ナす。お楽しみに!