【Hello!とうけい】vol.187 拡大する空き家 ~住宅・土地統計調査の結果から~
今年10月1日現在で「平成25年住宅・土地統計調査」が実施されます。この調査は5年ごとに行われており、前回は平成20年に実施されました。この調査から分かった結果の一部を紹介します。
上のグラフは三重県の空き家数と空き家率の推移です。空き家数の推移をみると、昭和53年の35,100住戸から一貫して増加しており、平成20年の結果では104,600住戸と約3倍となっています。また、総住宅数(791,000住戸)に占める空き家の割合は13.2%で、約8戸に1戸が空き家ということになっています。
また、空き家の内訳をみると、「賃貸用の住宅」が41,600住戸(39.7%)、「売却用の住宅」が2,800住戸(2.7%)、別荘などの「二次的住宅」が7,100住戸(6.8%)、世帯が長期にわたって不在の住宅や、取り壊すことになっている住宅などの「その他の住宅」が53,200住戸(50.8%)となっており、空き家全体の半分以上を占めています。
住宅・土地統計調査ではこのような結果のほか、居住水準の状況、省エネルギー設備の有無や高齢者のいる世帯の居住状況などが分かります。また、平成25年の調査は東日本大震災後、初めて実施される調査ですので、震災の影響による転居などについても調査されます。
平成25年住・﨟E土地統計調査へのご理解・ご回答をよろしくお願いします。
三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.188は、平成25年7月24日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!