【Hello!とうけい】vol.182 あしながお父さん?
児童、生徒などの発育・健康状態を明らかにするため、昭和23年度から文部科学省により行われている「学校保健統計調査結果」により、三重県の満5歳から17歳までの幼児、児童及び生徒の発育状況(身長・体重・座高)を知ることができます。
平成24年度の結果を30年前(父母世代)の昭和57年度と比べると、身長、体重及び座高ともにほとんどの年齢で父母世代・繪チています。
具体的には、身長では男子の16歳、体重では女子の15歳、座高では男子の5歳と女子の6歳をのぞいたすべての年齢で父母世帯を上回っています。
しかし、55年前(祖父母世代)の昭和32年度を含め比較すると、父母世代から現在の世代への増加量は、祖父母世代から父母世代への増加量に比べて、ほとんどの項目で小さくなっています。
※身長に占める足の長さの割合=(身長-座高)/身長
身長に占める足の長さの割合について比較すると、男子、女子ともに、5歳~11歳では父母世代を上回っていますが、12歳~17歳では(祖父母世代を上回ってはいますが)父母世代を下回っています。また、それぞれの世代の各年齢の男女でその割合を比較してみると、すべての世代で(父母世代の7歳・8歳を除いて)男子の方が女子より高くなっており、11歳以降その差が大きくなっています。最もその割合が高くなっているのは、父母世代の男子14歳で46.8%となっています。
現在の男の子よりも、お父さんの子ども時代の方が足が長かったんですね。
学校保健統計調査の詳しい内容はこちらでご覧ください。
三重県の結果 /DATABOX/75194003296.htm
全国の結果(文部科学省ホームページ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/1268826.htm
三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.183は、平成25年2月27日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!