vol.154 働く女性の数は増えているのか
今回は、いよいよ近づいてきました「国勢調査」についてお話します。
国勢調査では、市町ごとの産業別の就業者数や、男女別の自営や勤めの仕事をしている人の数などが分かります。
これを用いると、例えば次のようなことが分かります。
下の図は、三重県の女性の労働力人口と労働力率がどのように推移してきたか、昭和25年調査から前回(平成17年)調査までのデータをグラフにしたものです。
労働力人口とは、15歳以上人口のうち就業者と完全失業者(仕事に就くことが可能であって、公共職業安定所に申し込むなどして積極的に仕事を探していた人)をあわせたものです。
労働力率とは、15歳以上人口に占める労働力人口の割合のことです。
※労働力率の説明に誤解を与える表現があったため、労働力人口及び労働力率の説明を訂正しました。
三重県の女性の労働力人口は昭和50年に一旦減少しましたが、その後再び増加を続けています。
また、労働力率は全ての調査年で全国を上回っています。
さて、今回の調査結果ではどのような結果になるのでしょうか。
国勢調査から得られる調査結果は、男女・年齢別等の人口構成比、仕事をしているかどうかなどの経済活動状況、世帯構成や世帯の居住状況など、さまざまな分野で幅広く利用されています。
10月1日の国勢調査にみなさんのご理解とご回答をお願いします。
国勢調査について詳しくは国勢調査e-ガイド(総務省統計局)をご覧ください。
アドレスは、http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/index.htm です。
また、三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。
次回のHello!とうけい♪vol.155は、10月27日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!